【ファンキー通信】柿を食え！ 種を飛ばせ！ ハワイへ行け！
今年も柿の美味しい季節がやってきました。みなさん、もう食べました？ そうそう、柿っておいしいんだけど、おもわずプッ！としたくなるような大きな種があるんですよね。
丸々と太って甘味の多い富有柿の産地、鳥取県南部町では、毎年11月23日に「全国柿の種吹きとばし大会」を開催。平成元年から始まって、今年で17回目だ。開催地は鳥取県だが、今年は中国地方はもちろん、大阪、九州の宮崎、福岡、四国は愛媛県と、全国から新進気鋭の飛ばし屋が訪れる（種だけどね）人気の大会なのだ。今年は約800人の参加者が、優勝賞品のハワイ旅行＋富有柿10kgをめざし「吹き飛ばした種の飛距離」を争った。
「この種飛ばし大会を、鳥取県南部町の特産である富有柿の種を使ってやってみてはどうだろう？ と考えたんです。そして、工夫を重ねて今の形にたどりつきました」（柿の種吹きとばし事務局）
ルールはいたって簡単。柿を丁寧に食べてから、柿の種を幅が決まっている専用のコートでプイッ！ プッ！ ペッ！ と勢いよく吹き飛ばす。スタートラインから種が落ちた地点の飛距離が長ければ長いほど、記録につながるはずなのですが・・・。
「幅が決まっていますので、はみだしてファウルになる人、勢いよく飛ばそうと息を思いっきり吸ったら種を飲み込んでしまう人などのハプニングも結構ありますよ」（同）
ちなみに今年も、中学生以上のメンズ部門およびレディース部門。小学生以下の子供と親が参加するペアレント＆チャイルド部門、さらに18歳以上（高校生を除く）の５人１組（そのうち女性２人は必須）のパーティ部門の４部門で開催された。ちなみに今年の最高記録は、メンズ部門の13.67m。
種とばしひとつでハワイ旅行（メンズ、レディース部門それぞれ）と富有柿10kgがもらえるチャンス。毎年10月の１カ月間、webサイトをはじめ鳥取県内の各市町村窓口、高速道路のサービスエリアなどに募集要項チラシが置いてあるそうなので、あなたもプイっとチャレンジしてみては？（押木真弓／verb）
