画像提供:コクヨ株式会社

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 社外秘の重要書類をクシャクシャに丸めてごみ箱にポイ! なんて、まさかそんなことしてませんよね? 重要な情報が詰まってる書類は、ほら、ちゃんとシュレッダーかけないと。

 2005年4月、全面施行された「個人情報保護法」。これは、本人が意図しない個人情報の不正な流用や、個人情報を扱う事業者がずさんなデータ管理をしないように、一定数以上の個人情報を取り扱う事業者を対象に、さまざまな義務を課す法律のこと。個人情報はキチンと守らなければならない、とはいえ、山のようにくるDMや書類の束を一枚一枚廃棄するのも効率が悪い。一体全体どうやって管理すればよいのだろう??

 こんな心配に応えて生まれたのが、今年11月10日発売となった「セキュリティ封筒」。コクヨS&T株式会社が広告関連の企画制作を行っている株式会社冨士クリエートと共同開発したもの。これがあれば、そんな心配はノープロブレム! 情報を送る側も、受け取る側も安心のすぐれものだ。

 種類はアドレスカットタイプとオープンチェッカータイプの2種類。

 アドレスカットは読んで字のごとく、住所、すなわち宛て名の部分にミシン目がついているから、簡単に切り取ることができ、廃棄もラクラク。封筒の後ろをみると切り取れる説明文がついているので「企業全体で個人情報に配慮してます!」というアピールにもなる。

 また、オープンチェッカーは一度封筒を開けると切り込みに印がつくので、不正開封も防げる長所が。どちらの封筒も裏地紋がついているので透けて中身が見えたりする心配もなし。今までもセキュリティ機能がついている封筒は存在していたが、ナショナルブランドとしてははじめての試みとあって、これからもますます需要が高まってくることが期待されているのだ。

 「大手企業ではすでに取り入れているところもありますので、今回は主に中小企業向けに開発しました。ご依頼に応じて、企業のロゴをいれたオリジナルセキュリティ封筒を作ることも可能です」(コクヨ株式会社 広報)

 この封筒は全国の文具店でも買うことができ、アドレスカットは50枚360円〜、オープンチェッカーは50枚1100円〜(いずれも販売予想価格)。個人情報について意識しているようでしていなかった・・と感じているあなた、まずはこのセキュリティ封筒から始めてみてはいかがでしょうか?(押木真弓/verb)