安田顕「覚悟して見たほうがいい」、『愛しのアイリーン』衝撃の特報解禁
TEAM NACSの安田顕が主演を務める映画『愛しのアイリーン』が9月14日(金)に公開される。この度、本作の特報映像とキャスト・スタッフのコメントが到着した。
新井英樹の同名漫画を映画化した本作は、フィリピンで買って来た嫁アイリーンを連れ、死んだことすら知らなかった父親の葬儀中に帰省した岩男に押し寄せる戦慄の来訪記を描くラブ&バイオレンス作品。
本作を試写に観た安田から「試写を観た後、立ち上がれなくなりました。マイク・タイソンに思いっきり殴られた感じで、覚悟して観たほうがいいということは、お伝えしておきます」と自身の主演作に大絶賛。共演陣には、岩男の母にして強烈な愛憎でアイリーンを追い詰める姑ツル役を、名優・木野花が恐るべき迫力で演じ「撮影は、原作の見えない力に引っ張られるように、熱に浮かされるように猛進して行きました」過酷な撮影当時を振り返る。
共演陣には、深遠なるヤクザ塩崎役には伊勢谷友介、本作のヒロイン・アイリーン役には、フィリピンオーディションで吉田監督により見出された新星ナッツ・シトイ。異国の地での初の撮影について「海外での仕事、夏と冬という正反対の季節での撮影も初めての経験で、とてもチャレンジングな事でした。楽しんで頂けると嬉しい」とコメントを寄せている。
解禁となった特報映像には、ウェディング曲として定番中の定番「結婚行進曲」が大きく鳴り響く中、農村を走る一台の車から始まる。42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男(安田顕)と、フィリピンで買われた嫁アイリーン(ナッツ・シトイ)、そんな結婚を認めない、喪服姿でアイリーンにライフルを向ける母親ツル(木野花)。息子、嫁、姑。「地獄のバージン・ロード」のコピーにあるように、物語は戦慄のドラマへと突き進む。
安田顕(主演・岩男役)コメント
試写を観た後、立ち上がれなくなりました。マイク・タイソンに思いっきり殴られた感じで、何なんだこの衝撃は、って。大いに期待してもらっていいし、たくさんの人に見てほしいけど、覚悟して観たほうがいいということは、お伝えしておきます。とりあえずすぐ2回目は観たくないと思ってしまうほど、人間の見たくないところ、痛いところをえぐってえぐって、えぐりまくる映画になってます。
吉田恵輔監督 コメント
これでもかって勢いで全てを放出した作品。熱量、美しさ、苛立ち、愛おしさ、感情が喧嘩しながら最後に融合する。最愛の原作を最高の形で映画に出来たと自画自賛!頼むから観てほしい。
新井英樹(原作)コメント
愛なんて誰か見たことあるの?
なぜ人は気軽に鵜呑みに信仰するのか
手探りで否定し尽くして残ったもの・ことを
呼びたきゃ(仮)に愛とつぶやこうと思って
描いた原作がボクの『アイリーン』でした
実写版、大傑作です!!
吉田恵輔監督が安田顕さん木野花さん
天才女優ナッツ・シトイさんが
ゴツゴツとした繊細な愛を叫んでくれました!!
泣ける!満足!は保証します
でも、きっと、それ以上のなにかを渡されます!!
胸にしまって持ち帰ってください!!
木野花(ツル役)コメント
原作を読んだ時、身体が壊れるなと思いました。これは厳しい現場になるなと覚悟もしました。しかし現実は予想を超えて厳しく、猛暑の中のアクション、豪雪の雪山、過激な天候に翻弄されながら、撮影は、原作の見えない力に引っ張られるように、熱に浮かされるように猛進して行きました。その熱は確かにスクリーンから放出し、自分が出ているのに、こんなに心が動かされていいのだろうかと動揺しました。思わず、たくさんの人に観て欲しいと願ってしまいました。
ナッツ・シトイ(アイリーン役)コメント
海外での仕事は私にとって初めての経験で、とてもチャレンジングな事でした。夏と冬という正反対の季節での撮影も初めての経験でした。雪の中での撮影も、海外の俳優陣やスタッフとの撮影もそうです。
この映画に参加出来たことを大変嬉しく思います。皆さんとても親切で、気のおけない方たちでした。簡単な事ではありませんでしたが、貴重な経験をさせて頂きました。私たちは皆、この映画を完成させるために努力しました。皆さんに楽しんで頂けると嬉しいです。
映画『愛しのアイリーン』は9月14日(金)より全国公開
※吉田恵輔の「吉」は口の上が「土」が正式
(C)2018「愛しのアイリーン」フィルムパートナーズ
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