遠藤保仁(写真:Getty Images)

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28日放送、毎日放送「ガンバTV 青と黒」に、Jリーグ1部・ガンバ大阪の遠藤保仁が出演。先日、Jリーグ入りが決まったアンドレス・イニエスタに言及した。

名門バルセロナの主軸として長年チームをけん引し、キャプテンも務めたイニエスタ。スペイン代表でワールドカップ(W杯)も制した34歳は、ヴィッセル神戸への移籍が決まった。

3年総額96億円とも言われる大型契約も話題となった。遠藤は笑いながら「三木谷さん、お金持ってんなって感じですね」とコメント。神戸を運営する楽天の三木谷浩史社長の“力”に感銘した。

もちろん、世界的なスターがJリーグでプレーすることへの期待は大きい。遠藤も「ロシアW杯にも出る選手がね…すごいことですしね」とコメント。ただ、「早く試合したい?」と聞かれると、冷静に「いや、別に」と回答。「スケジュールどおりでいいです」と、“ヤット節”が飛び出した。

4勝3分8敗で16位につけるガンバのパフォーマンスについては、「良い試合と悪い試合の差があまりにもハッキリしている序盤戦だった」と、好不調の波が激しいと認めている。

悪いときでも勝ち点を奪うことができていないため、順位が上がらないと分析した遠藤。だが、その原因については「なんででしょうね」「これが分かれば解決している」と、答えを出せなかった。

一方で、遠藤は「全体的にもっとガツガツして良いんじゃないか」と、チームの若手を鼓舞。自身はプロ1年目から年上に臆することなくプレーしていたとあり、「フィールドに入れば、その日良かった選手が良かったことになる」と話す。

10代の若手か40代のベテランかは「チームに貢献したら関係ない」という遠藤。38歳のベテランは「それがプロの世界というか、スポーツの良いところだと思うので。今の若手ももっと自分を出しても良いんじゃないか」と、後輩たちの奮起に期待を寄せた。