【ファンキー通信】ちょいワルオヤジ卒業でLet′s 愛妻家!

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 みなさん、ちゃんと奥さんに「ありがとう」って言ってますか? 一番身近な人にほど感謝の気持ちを表現するのは難しいもの。日本人って恥ずかしがり屋ですもんね。

 そんな日本にも時には陰となり、太陽となり、世の男性を支えてくれている奥さんを大事にしようという運動をしている団体があるのです。それは、群馬県吾妻郡嬬恋村を中心に活動している日本愛妻家協会。

 日本愛妻家協会は愛妻家という未確認な生物の生態を調べることが目的の団体。話に聞くけどよく分からない愛妻家、あいまいで謎の多い愛妻家の正体を明らかにしようという人が集まっている会なのです。愛妻家が集まっているのではなく、愛妻家になりたい人、夫に愛妻家になってほしい人が集まってできた会です。

 現在関東地方を中心に、男性50人女性20人の総勢70人ほどの人が参加しています。先月大阪支部が立ち上がったところ。入会規則は特になく、愛妻家協会本部に問い合わせれば誰でも会員になれます。

 活動内容は、月に一度の定例会議、そこで愛妻家についての議論が行われます。最近の議題は愛妻家5カ条を決定すること。

 「第1条はもう決まっています。それは、早く家に帰ること。でもこれがなかなか難しいんですよね。仕事や付き合いもある中で、家で妻と夕食を食べるため帰りますと言い出す勇気がポイントなんです。あとの4つは検討中ですね」と語ってくれたのは、日本愛妻家協会事務局長の山名さん。愛妻家になるべく、午後8時帰宅を心がけているんだとか。

 他には、愛・地球博でお披露目されたテーマソング「あがつまはや」の宣伝、愛妻家に関する書籍の企画・執筆や、協会のプロモーションを行っています。そして、嬬恋村を世界的な愛妻家文化の発信地にすべく活動中です。

 「ちょいワルオヤジなんて卒業して、愛妻家になりましょうよ」(同氏)

 なんてかっこいいセリフでしょうか。男は見た目ではなく心意気、身近な人を大切にできないで、どうしてかっこいい男と言えるでしょうか。

 みなさんも、日本愛妻家協会に参加して、奥さんを大事にするきっかけにしてみてはいかが? まず手始めに「ありがとう」と日ごろの感謝の気持ちを伝えてみましょう。(文/verb)

日本愛妻家協会ホームページ
http://www.aisaika.org/