11日放送、テレビ東京「追跡LIVE! Sports ウォッチャー」では、MCのビビる大木が読売巨人軍の若手投手陣、田口麗斗（22）、畠世周（23）、中川皓太（23）、池田駿（25）と対談。去年6勝を挙げ、「ポスト・マイコラス」とも言われる畠の特異なキャラが紹介された。

まず、「スーパー伝説ありすぎ」「全部伝説」と語ったのが田口。50メートルをダッシュし、20メートルをジョグするという心肺機能を高めるトレーニングの際に、20メートルのジョグ区間でも畠は全力疾走していると明かした。

理由を問われると、畠は「ペースを変えるほうがしんどい」「パッパッパッと行ったほうがその勢いで行ける感覚」と返答。田口から「そういうメニュー」と冷静に指摘されても、「止まるのがしんどい」と続け、再び田口から「それがメニューなんです」と、再度厳しく突っ込まれた。

また、筋力トレーニングをしながら山手線ゲームをしていたときのエピソードを明かしたのが中川だ。それによると、畠はゲームの最中に、リズムに合っていない難しいフレーズを口にするという。

たとえば、「スポーツ」がお題のときに、周囲が「野球」や「サッカー」「バスケ」といった一般的な答えで進めていたのに対し、畠は「アルティメットフライングディスク」と回答。

畠は「負けたくないじゃないですか。だからほかの人が考えないヤツをキープしておくと答えられるので残しておいた」と説明したが、中川から「1周目でそれを言う」と否定された。

さらに、畠も自ら「伝説」を紹介。昨年3軍にいたとき、監督から「声を出せ」と言われたときに、近畿大学時代のノリで、ベテランに「インコースいったれ」などキツい言葉で声出しをしたところ、昨年限りで引退した相川亮二に怒られたと明かした。

池田が「あの相川さんを怒らせるのはすごい」と、優しい先輩の怒りを買ったことに驚き、大木が「引退と聞いてホッとしたか」と問われると、畠は「いやいやいやいや、そんなことないです」と焦りをあらわに。「1軍に上がったころにいろいろ声をかけてくださった」と、相川への感謝を強調した。