アーセナルがリーグ杯決勝進出!…今季5度目の“ビッグロンドン・ダービー”制す

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 カラバオ・カップ(フットボールリーグ・カップ)準決勝セカンドレグが24日に行われ、アーセナルとチェルシーが対戦した。

 ファーストレグはスコアレスで終わったが、セカンドレグは開始7分に動く。ペドロ・ロドリゲスのスルーパスでエデン・アザールがエリア内に抜け出し、冷静に左足シュートを沈めてチェルシーが先制に成功した。

 しかしアーセナルも12分、左CKからナチョ・モンレアルがヘディングシュートを放つと、ボールはマルコス・アロンソとアントニオ・リュディガーの頭をピンボールのように弾いて同点のゴールネットを揺らした。記録ではリュディガーのオウンゴールとなった。

 試合が再び動いたのは後半に入って60分、エリア右でキープしたアレクサンドル・ラカゼットがクロスを送ると、目の前のリュディガーにブロックされたが、こぼれ球をゴール前右のグラニト・ジャカが押し込んで、アーセナルが勝ち越した。

 その後は両チームとも激しい攻防を繰り広げたがスコアは動かず、アーセナルが2−1で勝利。今シーズン5度目の“ビッグロンドン・ダービー”を制し、7年ぶりの決勝進出を果たした。

 なお、今シーズン最初の“ビッグロンドン・ダービー”はコミュニティ・シールドで、延長戦を含む120分を1−1で終え、PK戦を制したアーセナルがタイトルを獲得。だが、プレミアリーグの2試合とカラバオ・カップ準決勝ファーストレグは3試合いずれもドローで終わり、決着がついていなかった。

 決勝は2月24日に行われ、アーセナルはマンチェスター・Cと対戦する。

【スコア】
アーセナル 2−1(2試合合計:2−1) チェルシー

【得点者】
0−1 7分 エデン・アザール(チェルシー)
1−1 12分 オウンゴール(アントニオ・リュディガー)(アーセナル)
2−1 60分 グラニト・ジャカ(アーセナル)