打ち上げ会場に向かう本郷

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「会の開始時刻だった午後8時半ごろに、本郷さんはパーカーにジーンズ姿というラフな格好で会場にやってきました。撮影中に見せていた真剣な表情とはうって変わって、終始リラックスしていて、スタッフとにこやかに談笑していましたよ」

<写真>このほか打ち上げの様子

 11月中旬に渋谷区内で行われたドラマ『アカギ』(BSスカパー!)の打ち上げ会場に現れた本郷奏多の様子をそう話すのは、参加者のひとり。

「同ドラマは『カイジ』シリーズや『銀と金』などで知られる福本伸行さんの漫画が原作です。白髪の少年であるアカギが麻雀と出会い、裏麻雀界の強敵と闘うストーリーで、累計発行部数が1200万部を超えている人気作品です」(漫画雑誌関係者)

 '15年7月に放送された同ドラマの第1シリーズが好評を博し、今年10月から放送の「竜崎・矢木編 /市川編」、来春に放送予定である「鷲巣麻雀完結編〜」と、続編も制作されることになったという。

「今回は2つの続編の撮影が終わったということで、打ち上げが行われました。出演していた駿河太郎さんや田中要次さんや原作の福本伸行先生、スタッフを合わせて40〜50名が参加。作品にちなんで会場が雀荘だったのは“粋”でしたね(笑)」(前出・会の参加者、以下同)

 作中で最大の敵である鷲巣役を演じた津川雅彦も冒頭の10分間だけ顔を出したが、最近まで肺炎で緊急入院するほど体調を崩していたこともあり、早々に会場をあとに。

 そんな中、出演者たちの挨拶が始まると、主演の本郷はあふれる“アカギ愛”を吐露した。

「“今までも原作がある映像作品にたくさん出演してきましたが、その中でもアカギはいちばんかっこいい役でした。とても思い入れがあるので、またいつか同じキャストとスタッフで福本作品をやりたいです!”とアツく語っていて、よほどこの現場が好きだったんだなと感じました」

 ドラマ打ち上げのイベントといえばビンゴ大会が定番。しかし会場では、雀荘ということもあり「麻雀大会」が開かれたというのだから、さすがだ。

「20〜30名ほどで予選を行って、点棒が多かった4名が決勝戦に進むという流れでしたが、本郷さんは予選トップ通過で実力を見せつけました。しかし決勝戦では、監督に優勝を譲る形となって悔しがっていましたね(笑)」

 プライベートではもちろんのこと、著名人が出場する『麻雀最強戦』(AbemaTV)で優勝経験がある本郷も、監督には一歩届かなかったようだ。終盤には本郷のために“サプライズ”も。

「本郷さんの誕生日が近かったので、バースデーケーキが用意されていました。

 登場したのは、麻雀卓と麻雀牌を模した特製ケーキで、会の参加者も盛り上がっていました。

 しかも、麻雀役の中でいちばん点数が高い役満の一種『国士無双』が出来上がっている状態で、本郷さんも感激していました。ケーキを入れて福本先生とツーショットを撮りご満悦の表情でしたよ」

 “麻雀”で終始盛り上がった打ち上げは、日付が変わるころにお開きに。芸能界でも本郷が“役満”であがる日も近い!?