イメージは「ハイカラさん」 肥薩線の乗務員が特別な衣装に
JR九州・肥薩線の客室乗務員が、2017年11月12日限定で100年前をイメージした特別な衣装に身を包む。
この取り組みは肥薩線の人吉駅(熊本県人吉市)で毎年開催されるイベント「ノスタルジック人吉」に合わせてのもの。乗務員が「ハイカラさん」などの「大正ロマン」あふれる衣装を着用しての運行するほか、駅弁や写真展、駅前でのイベントなども催される。
「SL人吉」(以下、画像はプレスリリースから)
大正時代の写真展示や、特別な装いの弁当も販売
客室乗務員は、下りは特急「いさぶろう1号」(8時31分熊本駅発)、SL人吉(9時45分熊本駅発)、特急「かわせみ やませみ3号」(11時23分熊本駅発)の3本で、上りは特急「かわせみ やませみ2号」(9時30分人吉駅発)、しんぺい2号(11時49分吉松駅発)、特急「かわせみ やませみ4号」(13時20分人吉駅発)、SL人吉(14時38分発)の4本に搭乗する。
それに加え、「SL人吉」と「かわせみ やませみ」車内では、オリジナル弁当「おごっつお弁当(SL人吉、620円)、「球磨の四季彩弁当と郷土料理つぼん汁セット」(かわせみ やませみ、1300円)も、この日だけの特別仕様になり、100年前の絵葉書を使った掛け紙がかけられる。
おごっつお弁当
球磨の四季彩弁当と郷土料理つぼん汁セット
「ノスタルジック人吉」が開催される人吉駅では、明治後期〜大正初期を中心にした100年前の市内の写真やチラシが展示されるほか、当時をイメージしたカフェや楽器演奏、人力車などの登場も予定されている。