『わろてんか』子役の新井美羽、松坂桃李に緊張「カッコいいじゃないですか!」
「最近、10か月で身長は3cmくらいかな……、ちょっとだけ伸びました!」
連続テレビ小説『わろてんか』でヒロイン・てんの幼少期を演じている新井美羽(11)ちゃん。今年の1月、大河ドラマ『おんな城主 直虎』で柴咲コウ演じる直虎の幼少期・おとわを演じて注目を集めた。
大河に続いて朝ドラでも物語のスタートを担うことになった彼女。ドラマでは将来、駆け落ちして夫婦になる藤吉(松坂桃李)への淡い初恋を抱くお芝居も見せているけど?
「松坂さんとは、ドラマ『ゆとりですがなにか』で共演させてもらったけど、2回くらいしか、ふたりだけのシーンがなかったんです。あれからずっとお会いしたかったんですけど、現場ではすごく緊張しちゃって。だって、カッコいいじゃないですか! それに今回は恋する役だから(笑)、すごくテレちゃいました」
撮影が行われている大阪には、初めて訪れたという美羽ちゃん。東京とは現場スタッフのノリが違うことに驚きつつ、撮影の合間も楽しんだようで、
「街の中もたくさん歩きました。テレビでよく見るグリコの看板のあるところも行きましたし、大阪城も行きました。お城の中は時間が遅かったので入れなかったのが残念だけど、かき氷を食べたりもして。あと、お好み焼きをいっぱい食べました。東京では小さいときに食べたことがあるみたいだけど、私、覚えてなくて……。大阪が本場なんですよね? 本当に美味しかったです」
放送開始の1週間、美羽ちゃんがヒロインを演じてから葵わかなに代わる。
「てんちゃんは笑うのが大好きで、明るい女の子です。私も彼女と同じで、すぐ笑っちゃう“ゲラ”(笑)。そういうところを見てほしいですし、小さいてんちゃんと同じように、私も将来、わかなさんみたいにキレイになりたいです(笑)」
“強面お父さん(遠藤憲一)”の素顔は?
「お父さん役の遠藤さんはドラマの中では怖いけど、カメラが止まるといつもニコニコでした。てんちゃんのお家が薬屋さんなので、撮影の合間にお薬の袋に書いてある漢字を教えてくれたり。
でも、幼なじみの風太役の(鈴木)福くんと一緒になると、私に隠れてお薬を食べるふりをして、気がついた私が、ちょうだいって言うと“なくなっちゃった”って。ふたりで意地悪するんです(笑)」