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 6月に亡くなった妻・小林麻央さん(享年34)の治療費など3000万円の支払いを拒否していると一部で伝えられた歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が、7月20日付のブログで報道内容の大部分を否定した。なぜあのような記事が出たのかが気になるところだが、関係者によれば「かねてから市川海老蔵につきまとう“ウワサ”が原因」だという。

 7月8日発売の『女性自身』(光文社)は、海老蔵が麻央さんの死去後、病院側に治療が適正であったかどうかの再検証を求めたと報道。さらに、海老蔵は結論が出るまで総額3000万円以上の未払いの治療費を払わないとし、十分な検証がされない場合は訴訟を起こす可能性もあることを伝えた。

「これに対し、海老蔵は『記事になった事を確認したら未払いありました!』と題したブログを更新し、『記事では3000万円という事ですが、なんと未払いは3万円でした』と、最初に金額を訂正。そして、未払いの理由は『まだ麻央がまだ通院する予定での未払い』だったと明かしました」(芸能プロ関係者)

 海老蔵も「3万円が3000万円って」と、かなりの誤差を指摘していたように、なぜこのような情報が飛び出したのか不思議だ。しかし、その理由は海老蔵に起因しているようだ。

■市川海老蔵の巨額の借金とブログの報酬

 芸能記者が語る。

「かねてから、『海老蔵にはかなりの借金があるのではないか』とささやかれてきました。元々は海老蔵の本人の借金ではなく、祖父や父親から引き継いでしまったものとみられ、その金額はなんと19億円にも及ぶと報じた女性週刊誌もありました」

 それほどの巨額の借金を抱えていれば、確かに返済に追われてほかの支払いが滞ることもありそうだ。では一体、海老蔵はどのようにしてお金を工面しているのか。

「海老蔵が現在も頻繁に更新しているブログは、重要な収入源の1つといえます。彼のブログにはかなりのアクセスがありますから、年間3000万円以上は稼いでいるとの報道もある。こうしたお金にまつわる話が多いだけに、未払い騒動が大きくなってしまったのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 妻を失ったばかりの海老蔵にとって、今回の未払い報道は余計な心労になってしまったかもしれない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。