インテル放出候補6人に最古参の長友も指名 伊メディア「6月が決定的な時期になる」

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スパレッティ監督の来季就任が決定、リクエストをどれだけ反映するかがポイントに

 インテルの日本代表DF長友佑都が、来季に向けて放出候補に指名されている。

 イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が特集している。

 特集は「インテルにとって重要な最終ラインの操縦、誰が出て誰が残るのか」というタイトルで報じられた。ローマを2位に導いたルチアーノ・スパレッティ監督の来季就任が正式に決まり、夏の移籍市場は指揮官のリクエストをどれだけ反映するのかがポイントになる。

 そうしたなか最終ラインの主力クラスで残留が前提になるのは、右サイドバックのDFダニーロ・ダンブロージオと左サイドバックのDFクリスティアン・アンサルディくらいと目されている。他の選手たちは大なり小なりの問題を抱え、放出候補の中には長友も含まれている。

「確実にアンドレア・ラノッキア(期限付き移籍中)はクラブを離れる。ダビデ・サントン、長友佑都、マルコ・アンドレオッリも放出対象。ジェイソン・ムリージョは重要なオファーが来れば放出される。また、ミランダも2018年までの契約だが300万ユーロ(約3億8000万円)の年俸は重たすぎる」

最古参の長友だが補強の進捗次第で…

 長友を含む6選手に放出の可能性があるとされている。そして、「6月が決定的な時期になる」という。選手の入れ替えは早期決着を目指し、チームの始動から新戦力を加えた状態で臨む意向がクラブと新指揮官にあるようだ。

 補強の進捗次第ながら、長友の去就は今月中に大きな動きを見せるのかもしれない。契約を2年残し、インテル愛を貫くチーム最古参という立場の長友だが、ネラッズーリ(インテルの愛称)でのプレーは終焉を迎えるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images