J1開幕負け知らずの鳥栖がついに初黒星…柏がPK2発などで逆転勝利
[2.25 J1第1節 鳥栖1-3柏 ベアスタ]
J1第1節が25日に行われ、ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖と柏レイソルが対戦。ホームの鳥栖が前半に先制するも、柏が後半に3点を奪い返し、3-1で逆転勝利を飾った。鳥栖は2012年のJ1昇格後、開幕戦を初めて落とした。
最初にチャンスをつかんだのはアウェーの柏。前半5分、相手DFのバックパスを読んでいたMF伊東純也がボールを奪ってPA内に抜け出すも、飛び出したGK権田修一にセーブされた。
前半15分には、鳥栖MF鎌田大地がPA内左でドリブルを仕掛けて相手DFを揺さぶり、左足でシュート。GK中村航輔の好セーブに遭い、PA手前左へと流れたボールにDF吉田豊が反応するも、右足のシュートは右ポストに嫌われた。
ビッグチャンスを逃した鳥栖だったが、前半38分に先制する。PA手前左でFKを獲得し、キッカーを任されたのは川崎Fから期限付き移籍中のMF原川力。時間をかけて狙いを定めると、右足で放ったシュートが壁をかすめ、ゴール左へと吸い込まれた。
さらに前半43分、原川が左CKからクロスを送り、ニアに飛び込んだFW豊田陽平が強烈なヘディングシュート。しかし、ゴール左外のサイドネットを直撃し、5年連続の開幕戦ゴールとはならなかった。
2失点目を免れた柏は、後半の開始早々に追いつく。後半1分にPA内右に進入したFWハモン・ロペスが吉田に手を使って倒され、PKをゲット。キッカーのMFクリスティアーノが、左に飛んだGK権田の逆を突いて右足でゴール中央に蹴り込み、同2分に試合を振り出しに戻した。
ホームの鳥栖は後半12分、4年ぶりにJリーグへ復帰したMF小野裕二が左サイドでタメを作り、追い越してきた吉田に絶妙なパス。PA内左で受けた吉田はゴールライン際から左足でシュートを打つが、その前にオフサイドの判定となった。
後半24分にも鳥栖にチャンス。敵陣左サイドでボールを奪った原川が前方の鎌田につなぎ、PA内左の鎌田は対峙した相手DFを抜き切らずに右足を振り抜く。しかし、ニアの良いコースを突いたシュートはGK中村に弾き出された。
すると、ピンチをしのいだ柏が再びゴールを奪う。後半27分、右サイドを強引にドリブル突破したFWディエゴ・オリヴェイラが短くつなぎ、PA内右の伊東がダイレクトで右足のクロスを供給。ファーで合わせたクリスティアーノのヘッドは枠を外れたが、その手前でMF武富孝介がDF藤田優人のファウルを受けたとして、PKを獲得する。
PKキッカーはD・オリヴェイラ。後半29分に右足で豪快にゴール右上に叩き込んで2-1と逆転に成功すると、20日に第2子となる長男が誕生した武富を祝い、選手たちが集まってゆりかごパフォーマンスを披露した。
後半33分にはその武富が自らゴール。左サイドからクリスティアーノが右足でピンポイントのクロスを送り、PA内中央で思い切りジャンプした武富がヘディングシュートを突き刺した。
柏はこのまま2点のリードを守り切り、敵地で白星スタートに成功。鳥栖は12年のJ1昇格以降、開幕戦で5戦連続無敗(3勝2分)を誇っていたが、6シーズン目にして初黒星を喫した。
●[J1]第1節1日目 スコア速報
J1第1節が25日に行われ、ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖と柏レイソルが対戦。ホームの鳥栖が前半に先制するも、柏が後半に3点を奪い返し、3-1で逆転勝利を飾った。鳥栖は2012年のJ1昇格後、開幕戦を初めて落とした。
最初にチャンスをつかんだのはアウェーの柏。前半5分、相手DFのバックパスを読んでいたMF伊東純也がボールを奪ってPA内に抜け出すも、飛び出したGK権田修一にセーブされた。
ビッグチャンスを逃した鳥栖だったが、前半38分に先制する。PA手前左でFKを獲得し、キッカーを任されたのは川崎Fから期限付き移籍中のMF原川力。時間をかけて狙いを定めると、右足で放ったシュートが壁をかすめ、ゴール左へと吸い込まれた。
さらに前半43分、原川が左CKからクロスを送り、ニアに飛び込んだFW豊田陽平が強烈なヘディングシュート。しかし、ゴール左外のサイドネットを直撃し、5年連続の開幕戦ゴールとはならなかった。
2失点目を免れた柏は、後半の開始早々に追いつく。後半1分にPA内右に進入したFWハモン・ロペスが吉田に手を使って倒され、PKをゲット。キッカーのMFクリスティアーノが、左に飛んだGK権田の逆を突いて右足でゴール中央に蹴り込み、同2分に試合を振り出しに戻した。
ホームの鳥栖は後半12分、4年ぶりにJリーグへ復帰したMF小野裕二が左サイドでタメを作り、追い越してきた吉田に絶妙なパス。PA内左で受けた吉田はゴールライン際から左足でシュートを打つが、その前にオフサイドの判定となった。
後半24分にも鳥栖にチャンス。敵陣左サイドでボールを奪った原川が前方の鎌田につなぎ、PA内左の鎌田は対峙した相手DFを抜き切らずに右足を振り抜く。しかし、ニアの良いコースを突いたシュートはGK中村に弾き出された。
すると、ピンチをしのいだ柏が再びゴールを奪う。後半27分、右サイドを強引にドリブル突破したFWディエゴ・オリヴェイラが短くつなぎ、PA内右の伊東がダイレクトで右足のクロスを供給。ファーで合わせたクリスティアーノのヘッドは枠を外れたが、その手前でMF武富孝介がDF藤田優人のファウルを受けたとして、PKを獲得する。
PKキッカーはD・オリヴェイラ。後半29分に右足で豪快にゴール右上に叩き込んで2-1と逆転に成功すると、20日に第2子となる長男が誕生した武富を祝い、選手たちが集まってゆりかごパフォーマンスを披露した。
後半33分にはその武富が自らゴール。左サイドからクリスティアーノが右足でピンポイントのクロスを送り、PA内中央で思い切りジャンプした武富がヘディングシュートを突き刺した。
柏はこのまま2点のリードを守り切り、敵地で白星スタートに成功。鳥栖は12年のJ1昇格以降、開幕戦で5戦連続無敗(3勝2分)を誇っていたが、6シーズン目にして初黒星を喫した。
●[J1]第1節1日目 スコア速報