決定打欠いた鹿島が横浜FCに0-1の完封負け《DAZNニューイヤーカップ》

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▽2017 JリーグDAZNニューイヤーカップの宮崎ラウンドが4日に行われ、鹿島アントラーズ(J1)vs横浜FC(J2)は、横浜FCが1-0で勝利した。

▽先の初戦でV・ファーレン長崎に2-0で勝利した鹿島と、アビスパ福岡に3-0で快勝した横浜FCが激突した。試合は、ボールの主導権をコントロールした鹿島が、三浦を先発起用した横浜FCを攻め立てる展開で立ち上がる。

▽序盤からほぼワンサイドゲームの展開に持ち込んだ鹿島は、18分に決定機。右サイドで小笠原からパスを受けた伊東が中央にクロスを送る。これにペドロ・ジュニオールが頭で合わせるが、相手GKの正面を突いてしまう。

▽その後、イバにボールを集め始めた横浜FCが盛り返すが、鹿島が難なく無失点で切り抜けると、再び攻勢。しかし、鹿島もシュートで終われない攻めが続き、なかなか決定的な場面を作り出すことができない。

▽ゴールレスで試合を折り返した横浜FCは、ハーフタイム明けから三浦に代えて、津田を投入。すると、開始2分にジョン・チュン・グンが右サイドからセンタリングを上げると、中央のイバが右足のボレーシュートを叩き込み、横浜FCが先制した。

▽クウォン・スンテから川俣にスイッチした直後に先制を許した鹿島は、失点直後から反撃。しかし、金森、安部、レアンドロ、小田の投入も実らず、横浜FCの縦に速い仕掛けの対応にも追われ、リズムを掴み切れない展開が続く。

▽そんな中、鹿島は残る3枠の交代カードで土居、久保田、レオ・シルバを投入。チーム全体で横浜FCを押し込み、攻め立て続ける。しかし、最後まで猛攻実らず、0-1の完封負け。白星発進同士の一戦は横浜FCに軍配が上がっている。

鹿島アントラーズ 0-1 横浜FC

【横浜FC】

イバ(47)