一部の人に理解される横浜市白楽の個性的なパキスタンカレー専門店「サリサリカリー」
横浜市の白楽にひっそりと営業している「サリサリカリー」。
パキスタンカレーといえば、このお店の名前が挙がるほど有名なカレー専門店です。
今年の9月に建物の老朽化の理由により、100メートル先の元フルーツ屋さんがあった場所に移転したことで、一時期は閉店したと思い落胆する常連のお客さんも続出したほど、地元の方に愛されているお店です。
「一部の人に理解される」という個性的な看板は、お店の前を通る人だけではなく、噂を聞きつけて訪問した方をも驚愕させてしまうくらいインパクトがあります。
そんな個性的なお店、サリサリカリーでいただくカレーのメニューは一品のみ。
カリー、サラダ、チャイのスリーコースセットです。
案内された席に座ってしばらくすると、注文しなくてもカレーが自動的に運ばれてきます。
それはメニューが一品のみだから、着席した瞬間自動的にオーダーが通るという暗黙の了解のもとに成り立っています。
・パキスタンカリー
あまり日本人になじみのないパキスタンカレーは、パキスタンで日常的に食べられているもので、香辛料をたっぷり使う料理が多いのも特徴。
イスラム教国のため豚を食べない代わりに、鶏肉や牛肉がよく食べられていますが、このお店のカリーは、鶏肉がホロホロになるまで煮込まれています。
骨付きの鶏肉を煮込むため、大胆に骨がそのままのっているのもこのお店のカレーの個性。
1000年前から変わらぬレシピを使用していると公言しているカリーは、水を一切使わない味付け塩のみ。
そして、油をたっぷり使用するのも特徴としているので、油とスパイスがうまく調和され、コクと旨味の深いカリーに仕上がっています。
・チャイ
カリーが食べ終わるころ、タイミングよく運ばれてくるチャイは、濃厚なカリーの後に飲むと驚くほど口の中で調和します。
まるでカリーの味に合わせて作られていると錯覚するほど絶品です。
・ハニートラップ(別料金)
お好みで、サリサリカリー特製のデザートも注文してみてもいいでしょう。
チーズのようなかたさが特徴のヨーグルトは、はちみつがたっぷりかかっていて、こちらも濃厚なカリーの後に食べると口の中がさっぱりして、食後にはぴったりのデザートです。
店内は、パキスタンとはほど遠いヨーロピアン風の洋館をイメージした内装になっています。
このギャップもお店の個性であり、マスターのユーモアあふれる人柄で形成されています。
「一部の人に理解される」個性的なお店、サリサリカリーで、絶品カリーを一度味わってみてはいかがでしょうか。
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お店 サリサリカリー
住所 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-7-4
営業時間 平日11:30〜14:00 17:00〜21:00
土日祝日 11:00〜21:00
定休日 年中無休
お店のHP http://salisali.web.fc2.com