イディナ・メンゼル

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世界中で一大ブームを巻き起こしたディズニー映画『アナと雪の女王』。以前、続編の制作決定を受け、ファンが「エルサに彼女を作ってほしい!」という運動を起こしていたことをお伝えしたが、このほど、エルサの声を担当したイディナ・メンゼルが、エルサの彼女の候補にディズニーのあの人気キャラクターの名前を挙げたようだ。英Digital Spyが報じている。

イディナはアナの声を担当したクリステン・ベルとともに人気ユーチューバー、タイラー・オークリーのネット番組に出演。先に出演したクリステンは、エルサのセクシュアリティについて質問されると、「エルサが望むことはすべて彼女次第だし、サポートするのは私たちの役目よ」と、どんなエルサも受け止めると返答。すると、その後出演したイディナもクリステンの意見に同意。タイラーが恋人候補にポカホンタスや、『リトル・マーメイド』のアースラの名前を挙げると、イディナは『ピーター・パン』に登場するティンカーベルを推薦したのだ。

現実的に、『アナ雪』と『ピーター・パン』のクロスオーバーを実現させることは難しいかもしれない。しかしながら、5月に一部のファンの中で「#GiveElsaAGirlfriend」というハッシュタグを付けて投稿する運動が拡散された際、イディナはその考えを全面的に支持。彼女は、「どんなことが起こるか誰にも約束はできないの。私はディズニーと呼ばれる大きな会社にただ仕えているだけなのよ。そこで役割と仕事をもらうことができて幸せなの。そして、自分が演じた役についてみんながこんな風に話し合ってくれるなんて。こんなに嬉しいことはないのよ」と、語っていた。

今なお大きな反響を呼んでいる『アナ雪』は、2018年にはブロードウェイでミュージカルが上演されることも決定している。音楽を手掛けるのは、本作の主題歌で作詞・作曲を担当したロバート&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。脚本もアニメ版と同じくジェニファー・リーがペンを取り、ブロードウェイミュージカル『Peter and the Starcatcher』でトニー賞ミュージカル部門演出賞にノミネートされたアレックス・ティンバースが、演出を担当する。2017年8月にコロラド州デンバーのブエル・シアターにて試作が上演される予定。(海外ドラマNAVI)