By Carlos Vendramini

Operaが、新機能を試験的に実装する開発者向けブラウザOpera developer」に新しく節電モードを追加しました。Operaによると、節電モードを搭載するのは主要ブラウザの中でも初めてのことで、Chromeと比べて約50%もバッテリーを節約できるとのことです。

Power saving mode | Added to Opera Developer browser

http://www.opera.com/blogs/desktop/2016/05/introducing-power-saving-mode/

Opera developerを実際に使ってみたレビューは以下の記事から確認できます。

Chrome+広告ブロック機能よりも約45%高速化した広告非表示ブラウザ「Opera developer」を実際に使ってみました - GIGAZINE



Operaが64ビットのWindows 10で行ったテストによれば、節電モードをONにした状態のOpera developerはGoogleのChromeや通常版Operaよりも約1時間、49%もPCの動作時間が長くなったとのこと。節電モードにすると、バックグラウンドのタブの動作を抑え、JavaScriptのタイマーを最適化してCPU使用を減少させることが可能。また、使用していないプラグインを自動で停止させて、フレームレートを30fpsに減少させるなど、さまざまな方法でバッテリーを節約してくれるようになります。



節電モードを使用するには、Opera developerを起動してノートPCから電源アダプタを抜くと……



ブラウザのツールバーの右端に電池のアイコンが出現します。この電池アイコンをクリック。



小さなウィンドウが開かれたら、「Turn on to save battery power」の左にあるトグルをクリックします。



これで節電モードが起動しました。



なお、電源アダプタを抜かずに節電モードを使ったり、デスクトップPCで節電モードを使用したりするには、「設定」の「ブラウザ」にある「Always show power saver icon」にチェックを入れておくと、常時バッテリーのアイコンを表示させられ、好きなときに節電モードの切り替えが可能です。