2016年4月の熊本地震を受け、オイシックスは4月21日から、被災地支援のための特設サイト「食べて応援！EAT and SEND for熊本」を開設している。熊本県産の商品などの販売、被害にあった生産者へ向けたメッセージ募集などを行っている。


食べて熊本を応援

同社は、熊本の食品産業の復興を中長期的に支援するために本特設サイトを開設した。「Oisix」のサイト内では、地震の前後で「熊本」と検索する回数が約5倍に増加しており、食べることで熊本を応援しようとする人が多いことが分かった。

サイトでの取扱商品は、熊本県産の有機栽培米やご当地グルメの太平燕など25品。熊本県産の7商品と、50円分の寄付金がついたOisixの人気18商品を販売している。今後、生産地と連携しながら商品数を増やしていく予定。当面、現地を直接支援する団体などと連携して寄付を行い、その後は食品産業の復興支援団体に寄付する予定だという。

今回の震源である熊本県にはOisixの生産者が多数おり、現地の生産者に人的被害はなかったものの、建物の倒壊などの被害から供給が一部困難になっている。同社は生産者と連携し、早期再開を目指した取り組みや食糧支援・人的支援を進めている。