ミランの新監督に決まったミハイロビッチ。元セルビア代表のDFで、ラツィオ時代には自慢の左足から直接FKを3本叩き込んでハットトリックを達成する離れ業を演じたことも。 (C) Getty Images

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 ミランは6月16日午前、フィリッポ・インザーギ監督を正式に解任、昼過ぎにはシニシャ・ミハイロビッチの監督就任を公式発表した。
 
 インザーギは契約をあと1年残しており、ミランは違約金を支払うという条件で双方の合意による契約解消を持ちかけていたが、インザーギがこれを受け入れなかったことから、解任という形に踏み切らざるを得なくなった格好だ。これによってミランは、来シーズン末まで2人の監督に給料を支払わなければならなくなる。
 
 新監督のミハイロビッチは16日夜、ミラノ郊外アルコレにあるシルビオ・ベルルスコーニ(オーナー)の私邸でアドリアーノ・ガッリアーニ副会長とともに首脳会談を持ち、今後の強化について話し合っている。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎