猫と一心同体!?になれるポケット付き“カンガルー型パーカー”

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猫の性格と言えば、「気まぐれ」「自由」「マイペース」なんて言われがちですよね。だが、それがいい。
例えば、パソコンに向かって粛々と作業していたとしましょう。しかし、ネコちゃんはお構いなし。膝の上に乗っかってきたりして。カワイイ奴め! ……ん。トイレに行きたくなってきた。しかし、この子がいるから動けない。どうしよう。でも、それがいい。

いや、そのウットリはわかります。共感する。しかし、コレがあればもっと快適な、そしてもっと萌えな日々を送れるかもしれない。ペットインテリア用品ブランド「UNIHABITAT(ユニハビタット)」が5月26日より発売する、その名も『にゃんガルーパーカー』(税別7,000円)を見てください。

……あら、カワイイ! フードに猫耳が付いてるし(Mサイズのみ)、手の甲まで届く長め仕様の袖先には肉球が付いています。これでボクもアナタも、ネコちゃんのパパ・ママ気分が味わえるじゃないですか!

いや、最大のセールスポイントは別にあるんです。注目は、お腹にある大型ポケット。ここ、実は猫専用です。ネコちゃんが入ってくることを想定して作ってある。スッポリ入ります。

猫がすっぽりパーカーに入っている動画はこちらから


「現代の飼い猫は室内飼いが多く、大きくなりがちなことを踏まえてポケットを製作しました」(担当者)

このポケットにネコちゃんが入ってくることを想像してください。……萌えるでしょ? でも、それだけじゃない。このポケット、実用性も十分です。例によって膝上に乗って来るネコちゃんが、パーカーのポケットに入ってきたとしましょうよ。いつもなら、その状態での体勢変化や移動ははばかられる。でもポケットの下から猫を支えてあげれば、飼い主の自由度は激増! 抱っこは簡単になるし、体勢を変えられるし、移動だってできちゃいます。これは、まぎれもなく朗報だ。
「『飼い猫が可愛すぎて、膝の上に乗ってくると猫が自主的に降りるまで動かない。トイレにも行かない』という上司のストイックな発言が、商品開発のきっかけでした。そこから『猫が膝の上に乗ってくるのは嬉しい、でも猫の邪魔をしたくないから動きづらい』という悩みは世の猫オーナー共通のものだと、当社は判断。そして『服に“猫が入れるポケット”があれば解決するのでは?』と考え、パーカーを製作しました」(担当者)

ところでこの“猫専用ポケット”、どんなネコちゃんも入るのでしょうか?
「形状とサイズに関しては、試行錯誤しました。作っては試しを繰り返し、猫カフェでの実験等を経て、大きめ猫にも対応できるようポケットにマチを付けています」(担当者)
なるほど、マチを付けることで対応できるネコちゃんサイズの幅が広がったわけですね! ってことは、俗に言う“デブ猫”ちゃんにも耐えられるのかしら。
「大きいネコちゃんが完全にポケットの中に入りきるかは、難しいところです。ただ7kgのポチャかわ猫ちゃんに入ってもらい、体の半分以上がスッポリ入ったことは確認しました。ネコちゃんがより大きかったとしても『狭いところに入りたがる』猫の習性を活かし、お尻だけスッポリINして入った気分になれるのであれば、それはそれでとてもカワイイと思っています(笑)」(担当者)

ここでまたしても、注目ポイントをご紹介。ボンボン付きのフード紐を見てください。

紐、長めでしょ? ポケットに入った猫がじゃれて遊ぶために設けられたのです。でも、遊んだら遊んだで抜け毛がスゴくなりそうだな……。
いや、だからこその杢グレー色なんです。白、黒、キジ、三毛、サビ、茶トラ、サバトラ、どんな子の抜け毛でも一番目立ちにくいカラーが、これだそう。しかもポケットは6個のスナップボタンで取り外しでき、単独で洗濯やお手入れが可能。巾着で上部をキュッと絞れば、ネコちゃんとの密着度はアップするし! もちろん、パーカー自体の丸洗いもOKです。

そんな『にゃんガルーパーカー』、試作を実際に試してみた飼い主さんからは様々な反響が寄せられています。
・「飼い主も本人(猫)もぬくぬくでき、お互いの体温を感じられ、より飼い猫との距離が縮まるような気がします」
・「3.5kgあるうちの子が入っても余裕があります。内ポケットのボアが温かいのか、一度入ると出たがりません」
・「首紐のポンポン、袖口の長さ、肉球模様、全てがたまりません! 冬には裏起毛版も発売してほしいです!!」

最後に一つ、注意点を。このパーカー、部屋着専用なんです。ネコちゃんをポケットに入れたまま外出したら危険! 室内でのみ、じゃれ合ってくださいね。あっ、あとこの専用ポケット、小型犬ならワンちゃんでも入れるみたいですよ!

(寺西ジャジューカ)