段差があるので、カップインしたら “コトン!”と気持ち良い音が響く。

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パターマットと言えば、企業の社長室とか会長室とかにあるイメージでしょうか? いや、もちろん自宅内に敷き、腕を磨くため日々練習に励んでいる人もいるでしょう。
さて、このパターマットをどこに敷くかが問題。皆さん、どこに敷いてますか? リビング? お庭? いやいや、より良き絶好の場所を見つけました。それは、玄関!

ということで、ご紹介しましょう。株式会社タバタが今月より発売している『玄関パターマット』は、斬新です。なぜ、玄関なのか。それは、段差を有効利用するから。これを活用することで、カップインした際にボールを落とすことができる。結果、フルフラットでも連続してカップインすることができ、リアルなパッティングの練習ができるわけです。

さて、この『玄関パターマット』の良さがわかりましたか? ……もしもイマイチならば、既存のパターマットの問題点を挙げていきましょう。以下は『玄関パターマット』開発者による談です。
「通常のパターマットはボールのリターン機能を設ける為に、カップの手前が上り傾斜になっています。でも実際のグリーンには、そのような急な傾斜はありません。自分がジャストタッチでカップインできているのか、イメージしにくいと感じておりました。また、フラットタイプのパターマットはカップインしたボールがコトンと落ちない……といった問題があり、こちらも実際のグリーンとは違ってリアル感がありません」
『玄関パターマット』ならばフルフラットでカップインできるし、カップインしたら玄関段差の落差で“コトン!”と気持ち良い音が響くというわけ。

もちろん、実用性にも影響がある。既存のパターマットに設けられた“あからさまな勾配”は現実のグリーンには無いもの。ジャストタッチのパター練習には、フルフラットこそが有効なのです。
「リアルな転がりを求めるユーザーから『勾配がジャマ!』と問い合わせを受けた事があります。私自身もそれは常々感じており、その思いが商品開発の最大の理由となりました」(開発担当者)

では、その使い方について。簡単です。カッププレートを廊下の段差の角の部分にセットし、廊下から玄関に向かってパッティングする。
「使用された方からは『フルフラットでカップインできるのが新鮮』というお声をいただいています。玄関で練習する際に邪魔にならない幅・長さ(芝幅:175mm、芝長:1.6m)に仕立てましたので、御家族からクレームが来る事も少ないのではないか……と期待しています(笑)」(開発担当者)

そんな『玄関パターマット』の価格は、2,500円(税抜)。全国の取扱店にて購入することができます。

「コンペ前日は準備したキャディバックを玄関に置かれる方が多いと思いますが、仕上げにこの『玄関パターマット』でフルフラットでのカップインイメージを掴み、気持ち良く寝床に入っていただく……というストーリーを描いています」(開発担当者)
名手がカップインさせるような、ムダのない流れです。
(寺西ジャジューカ)