台風8号接近で取り沙汰される「人工台風説」がネット上で話題騒然

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台風8号が接近するにつれて、特別警報の発令に怯える人々のコメントでネット上はにわかに騒然としているが、そんな中、"斜め上を行く"怪情報が出現し、にわかに注目を集めている。いわゆる「人工台風説」だ。

都市伝説本ではすっかりその存在が定着している「人口台風」。もちろん、そのメカニズムや発生の根拠とされているものの大半は、都市伝説の域を出ないものばかりであるが、頑なに都市伝説モノを信奉している人々にとってこの説は"かなり有力なもの"とされており、彼らが主張しているところによると、今回の巨大な台風は、米軍などが研究している・HAAP(ハープ/高周波活性オーロラ調査プログラム)によって引き起こされたのだという。

なおこの HAAP、かつては台風ではなく、「地震発生装置」と目されていた時期もあり、東日本発生時は、ミネソタ州元知事のジェシー・ベンチュラ氏までが 「HAAPによって引き起こされた」と発言し、騒動となったこともあるが、無論、具体的にどういったメカニズムで引き起こされたのか?という点については 一切言及されておらず、根拠は皆無。そうした背景を鑑みれば、どうやら今回の"人口台風説"も、単なる眉唾話で終わりそうな気配だが、人口だろうと天然だ ろうと、巨大台風の脅威は紛れもなく本物。引き続き、警戒する必要がありそうだ。

文・鈴木將義

【参照リンク】
・TLに「人工台風」というツイートが出てきたので、検索したら、腹筋崩壊ww