GKハンダノヴィッチ、2試合連続PK阻止でインテルを連勝に導く

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 セリエA第34節が19日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、アウェーでパルマと対戦。2−0で快勝し、2連勝となった。

 インテルは43分にパルマにPKを与えたが、スロベニア代表GKサミル・ハンダノヴィッチが、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノのシュートをストップ。前節のサンプドリア戦に続く、2試合連続のPK阻止には、「あのセーブは今日の試合にとって重要なプレーだった」と本人も納得。一方で、「勝てたことは嬉しいが、まだ非常に厳しい対戦が残っている。まだ何も決まっていないし、我々は最後の最後まで集中を保たないといけない」と最終盤に向けて、気を引き締めた。

 ただ、翌20日のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でのプレー採点では、ハンダノヴィッチの「8」(最高点10、最低点1)がインテルでの最高評価。インテルを率いるヴァルテル・マッツァーリ監督も試合後、「彼は優秀だよ。PKに関するこだわりがあって、几帳面に研究しているんだ。(前所属の)ウディネーゼ時代からPKを何本も止めているはず」と、2連勝の立役者にしっかりと賛辞を贈っていた。