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炎上ツイートで逮捕者が出たり、Facebookの出会いが殺人につながったりと、青少年のインターネットのリテラシーが問題視されています。先日総務省で発表された「平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の調査で驚くべき結果がでてきたのです。

■スマホしか持っていない子どもはネットリテラシーが低い!

高校1年生3500人のインターネット・リテラシーを測るテストを行ったところ、PCをよく利用する青少年の正答率が73%と最も高く、スマホをよく利用する青少年の正答率は68%と相対的に低いことがわかりました。スマホのみを保有している青少年の正答率は64%と最も低い結果に。スマホアプリの情報漏洩の危険性を理解していない青少年は全体の33%もいることがわかりました。

■家族のコミュニケーションが足りない子どもはリテラシーが低い!

また、家庭でインターネット上のリスクについて話し合いをしている青少年の正答率は72%なのに対して、話し合いをしていない青少年は68%となり、家族でリスクを学ぶことの大切さが浮き彫りになりました。

生まれたときからインターネットが存在し、“デジタルネイティブ”と呼ばれる世代。ますます情報社会は大きくなり、ひとりひとりのネットリテラシーが必要になってきます。簡単に情報を発信でき、またそれが現実社会に大きな影響を与えることもありえるからこそ、家族できちんとインターネットのリスクについて、会話をしてみませんか。

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【参考】

「平成25年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の公表 - 総務省

スマホしか使わない子は「ネット犯罪に巻き込まれやすい」と判明