イタリア代表は14日、国際親善試合でアルゼンチン代表と対戦する。前日の13日は、両チームがアルゼンチン出身のローマ法王フランシスコ1世に謁見する予定だ。イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督は12日、謁見について次のように話している。

「法王が試合を観にこられるように願っている。それをお願いするだけの力が自分にあることを願っているよ。法王にはプレゼントをする。何かは言わないよ。サプライズじゃないとね」

「バロテッリがアルゼンチンとの試合は謁見より重要だと言ったのなら、私はマリオに反対だ。試合はたくさんあるけど、法王と会うこと以上の感動はないだろう」

「法王に何かを求めることはない。彼はすべてを知っている。彼の話を聞くのみだ。そのお話には、シンプルで強い言葉が使われる。彼がその振る舞いを変えなかったことに感動するよ。彼は以前と同じ人なんだ」

「比較? いや、どの選手とも、どの監督とも比較することなどできない。我々とアルゼンチンは、ピッチの上で、技術的に何か特別なことを提供しなければいけない」

一方で、プランデッリ監督は選手たちの管理について、次のように続けている。

「クラブの試合を考慮し、温存のために選手を招集しないなど、考えたことはない。我々はFIFAに定めた日程でプレーしているんだ。選手たちを管理できることは示してきた。ベストプレーヤーたち不在でアルゼンチンと戦うなんて考えられないよ。(アンドレア・)バルザーリを招集したのは、いくつかの理由からだ。フィジカルに問題があることは分かっている。チェックした上で決断を下すよ」