シーズン終了後のチェルシー退団を示唆するランパード「永遠に続くものはない」

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 チェルシーのイングランド代表MFフランク・ランパードが、シーズン終了後に切れる契約を更新しない意向を明らかにした。イギリス紙『ミラー』が報じている。
 ランパードに関して、チェルシーの会長ロマン・アブラモヴィッチ氏は「1年の契約更新はある。しかし2年の契約更新は存在しない」とコメントし、世代交代を進めるチームで、ベテラン選手との長期契約は考えていないことを示唆した。

 一方、13日に行われたクラブワールドカップ準決勝モンテレイ戦で途中出場し、サポーターからスタンディングオベーションで迎えられたランパードだが「永遠に続くものはない」と、シーズン終了後のチェルシー退団を予想した。

「僕はチェルシーのプレイヤーだ。ここでは本当に素晴らしい時間を過ごした。しかし永遠に続くものはないんだ」

「今年は素晴らしい1年だった。特に2月はね。チームのために大きな役割を果たしていた。(コートジボワール代表FW)ディディエ・ドログバと僕は違いをもたらす選手だった。しかし、今はベンチを温める日々が続いている。僕はそれをよしとする選手じゃないんだ。性格だね」

 新天地にはアメリカや中国が予想されているが、同じロンドンのライバルチームであるアーセナルも同選手獲得を検討していると報じられている。