スペイン『マルカ』が報じたところによると、バルセロナとアーセナルは今週にも、MFセスク・ファブレガスの移籍に関して合意に至るかもしれないという。同紙によれば、バルサはアーセナルに対するオファーを3000万ユーロ(約33億8000万円)から3600万ユーロ(約40億5000万円)へ増額したそうだ。

一方、ビジャレアルMFサンティ・カソルラは近いうちにマラガの選手となるかもしれない。スペインではすでに、ビジャレアルとの合意がなされたと言われている。移籍金は1900万ユーロ(約21億4000万円)を基本とし、目標に応じて200万ユーロ(約2億3000万円)がつけ加えられるようだ。

また、レアル・マドリーMFフェルナンド・ガゴは、母国アルゼンチンへ戻る可能性があるという。アルゼンチン『クラリン』によれば、2004年から06年まで所属した古巣ボカ・ジュニオルスにレンタル移籍するかもしれないとのことだ。

ドイツでは、ヴォルフスブルクがシュトゥットガルトからMFクリスティアン・トレーシュを獲得した。移籍金は1000万ユーロ(約11億3000万円)。またイングランドでは、アストン・ヴィラが約1080万ユーロ(約12億2000万円)の移籍金で、ウィガンMFシャルル・エンゾグビアの獲得で合意に至った。

ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長はイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、インテルが狙うFWロドリゴ・パラシオの去就について、次のように明確に話している。

「代役なしでパラシオが出て行くことはないと言ってきた(GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノがトレード要員になるはずだったが、同選手が負傷したことによってすべて破談となった)。どの選手にも、ジェノアに来ることをお願いしたりはしない。その意欲がないのなら、来ないのが正しいことだろう。(インテルFWディエゴ・)ミリートの復帰? それは不可能だと思う。彼はまだまだインテルでうまくやるだろうし、インテルが彼を失うこともないだろう」

一方、ジェノアからウディネーゼへ復帰したFWアントニオ・フローロ・フローレスが移籍先として優先しているのは、ナポリのようだ。同選手の代理人であるパオロ・パレルモ氏が、イタリア『ラジオ・キス・キス』に対し、このように語った。

「ナポリがすでにフローロ・フローレスのことをウディネーゼと交渉しているかは知らない。私が確実に知っているのは、ナポリが打診をしたということだ。ただ、ナポリが打診をしたというだけで、ナポリ出身の私や選手はすでにとても誇らしいことだと思っている。ナポリのユニフォームを着ることを、彼が非常に誇らしく思っていることも知っているよ」

「この数日のうちに、私は(ナポリのスポーツディレクターであるリッカルド・)ビゴンと会うだろう。だがもちろん、決断を下すのは私ではない。彼のファーストチョイスはナポリだし、それはずっと変わらないよ。彼はずっとナポリとの契約を願ってきた。出て行ったときから今までずっとね」