メッシがチームメートと口論、アルゼンチンの真価が問われるコスタリカ戦/南米選手権

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 コパ・アメリカのグループリーグ第2節を終えていまだ勝ち星のないアルゼンチン。地元開催で18年ぶりの優勝を意気揚々と狙っていたが、グループリーグ残り1試合を残して、最悪の場合は敗退の可能性すらある状態だ。

 この予想外の事態に、チームにも亀裂が走り始めていると地元メディアは伝えている。6日のコロンビア戦後、ニコラス・ブルディッソがにリオネル・メッシに守備意識の低さを指摘し、2人は口論に。最終的には大きなトラブルにはならなかったようだが、ハビエル・サネッティも初戦のボリビア戦で引き分けた後、ガブリエル・ミリートと口論になったことを明かしており、うまくいかないチームに選手たちのストレスも高まっているようだ。

 メッシやカルロス・テベス、セルヒオ・アグエロらを擁した強力な攻撃陣を誇り、優勝候補の最右翼に挙げられていたアルゼンチン。しかし、メッシはバルセロナで見せているような輝きを放つことができず、チームもそれに同調するかのように下降線をたどっている。

 地元開催だけに、グループリーグ敗退の失態だけはどうしても避けたいアルゼンチン。早くも瀬戸際に追い込まれたアルゼンチンの真価が問われるグループ最終節のコスタリカ戦は、現地11日に行われる。

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