レオナルド、右サイドもOKのマルチな長友を評価「長友は完成されたサイドバック」

写真拡大

 敵地でのサンプドリア戦に2−0の勝利を収め、暫定ながら2位に浮上したインテル。出場停止だったマイコンの代役として、日本代表DFの長友佑都を初めて右サイドバックで起用したインテルの指揮官レオナルドは、両サイドをこなせる長友のユーティリティー性を高く評価している。

 試合後の記者会見で長友への質問を受けたレオナルド監督は、「長友は完成されたサイドバック。常にアグレッシブで、右でも左でも、低い位置でも高い位置でも、高度なプレーができる。インテルにとって不可欠な戦力だ」とコメント。

 さらにレオナルド監督は「身長は低いが、ハイボールにも強い」と、身長170センチの長友に対し、高さへの不安を抱いていないことを強調した。

 持ち前のスピードで右サイドを駆け上がり、何度か効果的なクロスを供給した長友。突破力の面ではマイコンの不在を感じさせる場面もあったが、「現代最高の右サイドバック」と称されるマイコンの穴を無難に埋めたことで、レオナルド監督の評価もさらに高まったようだ。

【関連記事】
インテルMF「サンプのゴール前にはボーイング777があった」
インテル長友、先発フル出場。チームもリーグ戦3連勝
インテルFW、古巣サンプドリア戦に「特別な試合」
【新世代のタレントFILE】No.011 ヴァツラフ・カドレツ
香川、槙野らサッカー界を盛り上げる「調子乗り世代」。浦和の同世代が意気込みを語る