9日にビジャレアル戦へ臨むレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、8日の記者会見で友人であるインテルのレオナルド監督について言及し、「好きなクラブの一つ」であるインテルについても語った。レオナルド監督はモウリーニョ監督からのサポートに感謝の言葉を述べている。一方のモウリーニョ監督も、インテルと現在の指揮官に対する愛情とリスペクトの気持ちを表した。

「私が望むのは、インテルが勝つことだけだ。選手たちが勝って幸せになり、私の会長である(マッシモ・)モラッティが勝って幸せになり、インテルのサポーターたちが幸せでいることを望んでいるんだ。私はすでにインテルを離れており、貢献することはできない。遠くからチームの運命を追い、すべてがうまくいくことを願う人間の一人ということだ」

「レオナルドとは彼がミランを指揮し、我々がライバルだったころから良い関係にあった。今は私の好きなクラブの一つと言えるチームを率いているのだから、なおさらのことだ。すでに以前から話はしていたし、連絡をとっていた。お互いを評価し、最高の関係だったんだ。今はもっと簡単になっている。レオは、私が後ろにいることを知っている。私が良いことだけを願っていることをね。彼にはうまくやるのに必要な能力と経験があるんだ。私は、彼とインテルが昨年のように良いシーズンを過ごせることを願っている」

レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、FWを一人獲得してほしいという同監督の要請を断ったと言われる。モウリーニョ監督はその点についてあまり話したがらなかった。一方、ビジャレアル戦のメンバーは明らかにし(カリム・ベンゼマとラッサナ・ディアラが先発、サミ・ケディラは外れている)、MFカカーが復活への道のりを続けていると語った。

「うまくいかず、我々が負けたり引き分けたりしていれば、彼が途中から出場するだろう。ベンチにいる唯一のアタッカーだからね。うまくいって、我々がリードし、試合をコントロールしていれば、調子を取り戻して試合勘をつかむために出場するだろう」