世界ランク1位のテニス選手でマジョルカの株主でもあるラファエル・ナダルが、経営難のマジョルカをヨーロッパリーグから追放したUEFAにかみついた。

マジョルカは昨季リーグ5位でヨーロッパリーグの出場権を獲得したが、UEFAは先週になって、管財人の運営下にあるクラブは出場条件を満たしていないとして大会からの追放を決定した。

マジョルカ島生まれのナダルはIB3テレビで、「僕もマジョルカのファンみんなと同じに衝撃を受けている。ヨーロッパの大会でプレーすることは大きな喜びだったし、選手たちは自分の力でそれを勝ち取ったんだ。追放された理由は知らないが、もしそれが経済的な問題だったらば、ヨーロッパの大会なんてやってられないはずだ。どこのクラブだって同じような状況なんだから」と話した。

マジョルカはクラブの公式サイトで、リーグチャンピオンのバルセロナが27日に、昨季の赤字は8000万ユーロ近く、負債総額は5億ユーロ(約570億円)にのぼると認めたと書いている。

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