ミランFWマルコ・ボッリエッロは南アフリカ・ワールドカップ(W杯)出場について、夢ではあるが感がない方が良いと話している。『ミラン・チャンネル』に対し、同選手は次のように語った。

「今はうまくいっている時期だね。何度かチャンスを外すときはあるけど、大事なのはそこにいるってことなんだ。枠内にシュートがいかなかったり、ゴールチャンスが訪れないと心配だ。でもミスをするときは、生きているってことなんだよ。ミスするのはあり得ることだ。遅かれ早かれゴールは決まるよ」

「今の僕はまず、ミランが3位の座を確保することを考えている。その上で、代表のことはどうなるかを見てみよう。今のようなプレーを続けていれば、その夢を実現できるんじゃないかと期待している。今季は最初から、代表に招集されたら、僕は世界で一番幸せな男だろうねって言ってきたはずだよ」

ミランは今週末のセリエA第35節で、パレルモとの一戦を迎える。

「とても重要な一週間だ。3位を争う直接のチームとの対戦だからね。今週末で確実にし、残り3試合はすっきりした頭で戦えるようにしなければいけない」

「僕は今季15ゴールを決めた。リーグ戦で14ゴール、チャンピオンズリーグで1ゴールだ。これらの得点には満足している。前節サンプドリア戦のゴールが結果に結びつかなかったのは残念だけどね。とにかく、個人的にはハッピーだよ。フィジカルの調子が良いからね」

だが、ボッリエッロは前節のイエローカードにより、累積警告でパレルモ戦は出場できない。ボッリエッロのほかにも、ケガ人たちに加えて、マッシモ・アンブロジーニとダニエレ・ボネーラが欠場だ。

「特にボネーラの出場停止が痛いね。今の守備陣はやや苦しんでいる。もちろん、キャプテン(アンブロジーニ)の不在も感じるだろう。ただ、監督は素晴らしい試合ができるメンバーを起用すると思うよ。僕らはリベンジへの意欲を持っている。良い練習をしているし、素晴らしい試合をしに敵地へ向かう」