3日に行われた国際親善試合で、アッズーリ(イタリア代表の愛称)はカメルーン代表と対戦し、0−0で試合を終えた。

マルチェッロ・リッピ監督は、「とても役に立つ一戦だった」とこのゲームを振り返り、テストマッチの成果に満足しているようだ。久々の招集となったミランFWマルコ・ボッリエッロの起用や、バーリDFレオナルド・ボヌッチとカリアリMFアンドレア・コッスの代表デビューに、指揮官は手応えを感じている。

「ボッリエッロのことはすでにみんなが知っている。ボヌッチとコッスも個性を見せてくれたね。私は彼らにプレゼントをあげたわけじゃない。コッスを呼んだのは、(ユヴェントスMFマウロ・)カモラネージの代役になれると思ったからだ。サイドで相手を引きつけることができる。それは我々が必要としていた特性だ。ボヌッチについても同じようなことだね」

試合内容についてはポジティブな意見があまりないが、リッピ監督は本来のメンバーがそろっていれば問題なかったはずだとみている。

「我々は7人の選手を欠いていた。レギュラー全員がプレーできる状態にあれば、結果を手にすることもできただろう。(2006年ワールドカップを控えた)4年前の3月、我々はドイツとの親善試合で快勝した。まぁ、そのときはチームがそろっていたよ」