リーガ2部でエルクレスを追って2位に付けているレアル・ソシエダ。対ナスティック・タラゴナ戦でGKのブラボが直接FKを決め、ホームでの勝利に貢献した。今シーズン、堅守でチームを救いビッククラブからも注目されるチリ代表GKブラボ。意外な活躍を見せ、周囲を驚かせている。

 前半44分、ペナルティーエリア付近で獲得したFK。「最初は行くかどうか戸惑ったが、チームメイトも監督も蹴るようにと言っていた。前から蹴りたいとは思っていた。運良くゴールすることができた」と試合後に振り返ったブラボ。このゴールが決勝点となった。

 チリ人GKのブラボ。南米選手GKが直接FKを蹴るのは珍しいことではない。ブラジルではサンパウロのロジェリオ・セニが84ゴールを決めている。日本でもお馴染みのパラグアイ人GKチラベルトはFKの他、PKのキッカーも務め62ゴールを挙げている。意外な得意技を見せたブラボが、レアル・ソシエダの1部復帰に向け貢献している。

(スペイン通信)