インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は、1−1で引き分けたチャンピオンズ・リーグのルビン・カザン戦を振り返った。「試合展開からすれば、1ポイントを獲得できたと言えるだろう。ポジティブなことだ。今はホームでのルビン・カザン戦(10月20日)とディナモ・キエフ戦(12月9日)に勝ってグループステージ突破を決めたいと思っている。バロテッリの退場? 彼とはロッカールームで話をしたし、言うべきことはすべて言った」。

1−1のドローに終わったルビン・カザン戦後、インテルのジョゼ・モウリーニョ監督は、貴重な勝点1を獲得したと思っていることを明らかにした。

「試合展開からすれば、1ポイントを獲得できたと言えるだろう。ポジティブなことだ。われわれは可能な限り早くグループステージ突破を決めたいと思っている。ルビン・カザンと引き分けたが負ける可能性もあったから、試合後にポジティブな結果だと思ったよ。今はホームでのルビン・カザン戦(10月20日)とディナモ・キエフ戦(12月9日)に勝ってグループステージ突破を決めたいと思っている」

ポルトガル人指揮官はルビン・カザンのプレーを称賛ながら、その一方でFWマリオ・バロテッリが退場するアクシデントを悔やんだ。

「ルビン・カザンはいい試合の入り方をした。彼らのチャンピオンズ・リーグ本選の初めてのホームゲームだったし、多くのサポーターの存在も影響したのだろう。彼らはモチベージョンに溢れていた。ルビン・カザンが先制ゴールを決めたが、前半の残りはインテルが主導権を握っていた。チャンスも作れたし、実際にゴールも決めた。さらにゴールを決めることもできただろう。前半が終わった時点で状況はポジティブだった。しかし後半に何が起こったのか、誰もが知っている(60分にバロテッリが退場した)。いいプレーをしたマイコンやスタンコビッチの話をしようじゃないか」

モウリーニョ監督は、2枚目のイエローカードを受けて退場処分を受けたバロテッリについても言及した。

「バロテッリの退場? 彼とはロッカールームで話をしたし、言うべきことはすべて言った。あとはこのことを君たちメディアがどう書くのか待つだけだ」

ルビン・カザン 1−1 インテル

得点者:ル=ドミンゲス(11分) イ=スタンコビッチ(27分)

ルビン・カザン(4−4−2):リジコフ;サルクバーゼ、シャロノフ、C・ナバス、アンサルディ;ギョクデニズ、セマク、ノボア、リャザンツェフ;ブハロフ、ドミンゲス(86分カサエフ)

(控え:レビシュビリ、ビストロフ、バリャイキン、ポポフ、ゴルバネツ、ムラフスキ) 監督:ベルディエフ
警告:ギョクデニズ

インテル(4−3−3):J・セーザル;マイコン、ルッシオ、サムエル、キブ;サネッティ、カンビアッソ(78分ヴィエラ)、スタンコビッチ;マンシーニ(63分クアレスマ)、エトー、バロテッリ

(控え:トルド、オルランドーニ、コルドバ、サントン、クルヒン) 監督:モウリーニョ
退場:バロテッリ(60分) 警告:サムエル、マイコン