15日に行われた2010年W杯南米予選で、パラグアイがブラジルを2−0で下し、首位の座を守った。
 ホームのパラグアイは立ち上がりからブラジルのゴール目指して攻め続け、それが25分に実を結んだ。バレットのCKをカバニャスがヒールパス、これをサンタクルスが決めた。後半開始直後にはベロンが2枚目のイエローカードで退場となり、数的不利となったパラグアイだが、48分にはカバニャスがサンタクルスのシュートのリバウンドを押し込んで追加点。一方、ケガのカカを欠いたブラジルは、ロビーニョ、ルイス・ファビアーノ、アドリアーノの攻撃陣が最後までパラグアイの固い守りを崩すことができなかった。
 ここまで11得点でわずか1失点のパラグアイは勝ち点を13に伸ばした。一方、ブラジルは勝ち点8のままで、水曜日にはアルゼンチンと対戦する。