[同様のタスクバーボタンをグループ化する]のチェックを外す

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アプリケーションを起動したり、フォルダを開いたりすると、デスクトップにウィンドウが開く。これらの起動しているウィンドウは、タスクバーにボタンとして表示され、現在起動しているウィンドウとしてタスクバー上で確認できるようになっている。また、ここでウィンドウも切り換えられる。

Windows XPではタスクバーに表示されるボタンが複数になったときに、同じアプリケーションで起動したウィンドウや、複数のフォルダを開いているウィンドウなど、関連したウィンドウをグループ化し、タスクバーがボタンでいっぱいになるのを防ぐようになっている。ユーザーは、そのグループ化したボタンをクリックすることで、ドロップダウン表示し、リストからアクティブにしたいウィンドウを選択するという操作になる。

タスクバーのボタンのグループ化は、まとめることでボタンの数を減らすことで見た目は良くなるのだが、、必要なウィンドウに切り替えるときに段階を踏んで切り替えなくてはならないので、Windowsの操作に慣れてくると効率が悪い。多少見栄えは悪くなっても、全部表示する状態にしておきたいという人もいるであろう。そういう場合には、ウィンドウのグループ化を解除すればいい。

■知っ得 No.0033 タスクバーが見違える!グループ化のテクニック
●ウィンドウのグループ化を解除して表示する
ウィンドウのグループ化を解除するには、[タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ]ダイアログボックスの[タスクバー]タブから、[同様のタスクバーボタンをグループ化する]のチェックを外すことで、タスクバー上のボタンのグループ化を解除できる。

Windows XPの初期設定では、タスクバーの関連したボタンはグループ化するようになっている(画面1)。タスクバー上のなにもないところで右クリックし、メニューから[プロパティ]を選択する(画面2)。
画面1 関連したボタンはグループ化される画面2 メニューから[プロパティ]を選択
画面1 関連したボタンはグループ化される画面2 メニューから[プロパティ]を選択

[タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ]ダイアログボックスが開くので、[タスクバー]タブから[同様のタスクバーボタンをグループ化する]のチェックを外す(画面3)。
画面3[同様のタスクバーボタンをグループ化する]のチェックを外す
画面3[同様のタスクバーボタンをグループ化する]のチェックを外す

[OK]をクリックする(画面4)。グループ化されていたウィンドウがすべてボタン表示される(画面5)。
画面4[OK]をクリックする画面5 ウィンドウがすべてボタン表示に
画面4[OK]をクリックする画面5 ウィンドウがすべてボタン表示に

●グループ化したウィンドウを並べて表示させる
グループ化は解除せず、グループ化されたウィンドウの内容をとりあえず確認したいという場合はないだろうか。このようなときは、グループ化されているウィンドウを、一発で並べて表示する方法がある。

タスクバー上のグループ化されたボタン上で右クリックし、[重ねて表示][上下に並べて表示][左右に並べて表示]のいずれかを選ぶことで、グループ化されているウィンドウを指定した方法できれいに並べて表示してくれる。見比べたい場合や、目的のウィンドウがどれなのかわからない場合は、並べて表示してみるとわかりやすくなるだろう。

画面は、[左右に並べて表示]を選択して表示した場合(画面6)。
画面6[左右に並べて表示]を選択して表示した場合
画面6[左右に並べて表示]を選択して表示した場合

今回のテクニックは、複数のウィンドウを起動して別のウィンドウを参照しながら作業を行うことが多い人が設定すると便利なので、タスクバーのグループ化で悩んでいた人はぜひ試してみてほしい。

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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
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