ミクシィの笠原社長。(撮影:吉川忠行)
SNS業界でトップをひた走るmixi。数百万人が参加するSNSでは、新たな"ネット文化"が誕生しつつある一方で、様々な問題点が浮上している。
例えば、他のユーザの日記を読んだ後、コメントを付けないのはマナー違反だとする議論。

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また、誰とでもメッセージがやりとりでき、知り合いにもなりやすいという特徴から、出会い系サイトのように使われている事例も報告されている。

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SNSからの個人情報流出も非常に危険だ。
昨年、ネット上に流出した個人情報からmixiのアカウントが突き止められ、退会に追い込まれた事件(三洋電機お粗末社員 女性わいせつ画像流出)が起きて以来、SNS内で本名を"晒す"ことへのリスクが高まっている。
運営会社も、実名を表示することについての啓蒙を行ってはいるが、今年に入ってからも、未成年が飲酒をmixiの日記に書き込み、実名がネット上で晒されるケースなどが後を絶たない、

エスカレートする"告白"、"書き込み"の中には、"ひき逃げ"を告白するものや、動物を虐待する様子を公開したものまで現れた。

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度重なるトラブルに、運営会社は「ひとり1ミクシィID」を目指す動きも見せているが、最も重要なのは、ユーザ各人の意識なのかもしれない。

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