YouTubeを有料で使ってみたら快適すぎた！ 広告なし、オフライン再生などメリットをチェック
「YouTube Premium（プレミアム）」は、動画を楽しむ際、広告なしでの再生ができるほか、スマートフォンアプリでのオフライン再生やバックグラウンド再生にも対応する。
今回は、有料サービス「YouTube Premium」の特徴とメリットと紹介したい。
●動画を広告なしで再生
通常のYouTubeでの動画閲覧は、見たい動画の再生前や再生途中に広告が流れる。
たった数秒〜数十秒の我慢かもしれないが、塵も積もればストレスとなる。
特に落語や映画などのコンテンツでは、ストーリーに入り込んでいる最中に広告が流れると、イラッとするという人も多いはずだ。
一方、有料プランであるYouTube Premiumでは、動画再生中に一切の広告が表示されなくなる。広告によって視聴を止められることなく、関連動画も自動再生できる。
このため、ついつい夢中になって時間の経つのを忘れてしまうこともある。
視聴のしすぎには注意しよう。
●動画のダウンロード、オフラインでの再生にも対応
YouTube Premiumでは動画をスマートフォン本体にダウンロードして、通信を使わないオフライン再生にも対応している。
LTEなどのモバイル通信やWi-Fi通信ができない場所でも、あらかじめスマートフォン本体に動画を保存しておけば、いつでもどこでも快適に動画を再生することができる。
Wi-Fiが利用できる場所で動画をダウンロードしておけば、モバイル通信の使用量を消費し利用制限に陥る心配もなくなる。
動画をダウンロードするには、「オフライン」ボタンをタップするだけで、すぐにダウンロードが開始される。
ダウンロードした動画は、「ライブラリ」から「オフライン動画」をタップすると一覧表示されるので、一覧から見たい動画をタップすれば再生できる。
自宅でWi-Fiを使って、気になった動画や長時間の動画をダウンロードしておけば、移動中や外出先でも閲覧できるのでとても重宝する。データ使用量の節約をしたい方にもおススメである。
●バックグラウンド再生で「ながらYouTube」が可能に
これはスマホやタブレットを通じてのYouTubeユーザーにとって待望の機能だ。
通常のYouTube閲覧は、ほかのアプリを立ち上げると再生が停止してしまう。
WebサイトやSNSを閲覧しながらYouTubeで音楽や音声を楽しむといった「ながらYouTube」をすることはできなかった。
YouTube Premiumでは、ほかのアプリを利用していても、中断することなくYouTubeをバックグラウンドで再生し続けることができるようになった。
スマートフォンでアプリやSNSなどを使いながら音楽や音声コンテンツを楽しむ際にうってつけである。バックグラウンド再生の対応によって、YouTubeアプリの使用頻度や時間が劇的に増えるという人も多いだろう。
●申し込む環境で料金が変わる
YouTube Premiumは無料トライアル期間を設けているので、気になる人は、まずはお試しで体験してみるとよいだろう。
YouTube Premiumの申し込みは、スマートフォンやタブレット、パソコンで可能だ。
ただし申し込む際の利用環境によって月額料金が異なってくるため、注意しよう。
・パソコン（PC/Mac）、Androidスマートフォンから申し込むと、月額1,180円（税込）
・iPhoneやiPadなどiOSから申し込むと、月額1,550円（税込）
iOSユーザーは、パソコンから加入すれば、月額1,180円（税込）でiPhoneやiPadからも利用できる。
※価格は本原稿執筆時
ここでは、パソコンからの申し込み方法を紹介しよう。
・YouTubeのWebサイトにアクセスする
・右上に表示されているアカウントマークをクリックする
・表示されるメニューから「有料メンバーシップ」をクリックする
・続いて「詳細」をクリックする。
・無料トライアル期間と料金を確認する
・確認後、「使ってみる（無料）」をクリックする
・クレジットカード番号や申し込み者の情報を入力し、「購入」をクリックする
これで申し込みが完了し、YouTube Premiumのサービスが利用開始できる。
無料トライアル期間中は課金されないので、気に入らなければ解約すれば料金がかかることはない。
YouTubeは無料で使ってきたので
「YouTubeを有料で使うなんて・・・。」
と有料プランであるYouTube Premiumの利用に躊躇している人も多いかもしれない。
しかしYouTubeをよく使う人なら
・広告なしの再生
・オフラインでの再生
・バックグラウンドでの再生
といったメリットは、YouTubeの新しいユーザー体験となるだろう。
もちろんすべての人が有料プランを必要というわけではないが、
YouTube好きな人であれば、メリットの快適さを十分に楽しめるに違いない。
