J初ゴールはまたもお預けとなったF・トーレス。ただ、敵地での勝点1獲得を評価した。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ22節]川崎0-0鳥栖/8月15日/等々力陸上競技場
 
 川崎との一戦に5試合連続で先発出場した鳥栖のフェルナンド・トーレスは、またもJリーグ初ゴールを奪えず。ただ昨季のチャンピオンチームを相手に勝点1を得たことを評価した。
 
「川崎は良いチームだと知っていました。だから良いドローだと思います。皆で一緒によく戦えました。カウンターでもう少し攻めたかったけど、よく守れたと思います」
 
 川崎にボールを握られたなかで、チームのシュートはわずか2本、F・トーレスはシュート0本に終わった。しかし、不満はないようだ。
 
「あまりボールが来なかったことは大事ではありません。とにかく勝点1を得られたことがなによりです」
 
 チームは16位の名古屋に勝点で並ばれ、得失点の差で残留圏内の15位に位置している。それでも「個人としてもチームとしてもコンディションは良くなっている」と前向きだ。
 
 また6試合を戦ったJリーグの印象については「全部のチームのレベルが似ている。バランスが良い反面、難しい。でも私はそれを知っていたので、ここでプレーをしたいと思っていました」と語った。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)