フジテレビ 元SMAP報道誤編集を招いた社員と外部の待遇格差
11日にフジテレビ系「バイキング」で放送された元SMAPメンバーに関するインタビューで、内容に誤りがあったとして14日放送の同番組内で榎並大二郎アナウンサー(31)が謝罪した。
榎並アナによると編集作業の過程で、ある質問に対する返答の映像を別の質問に対する返答の映像と間違って使用。そのためファンの答えがまったく違ったニュアンスになってしまったというのだ。
「取材を受けたのは、SMAPデビュー日である今月9日に合わせて来日したという香港のファングループ。11日の番組放送直後にTwitterで『本日のバイキングに香港のSMAPファンの報道内容は完全に偽造です!』と主張。ネット上では同番組やフジに対する大バッシングが巻き起こり、謝罪することにしたようです」(芸能デスク)
榎並アナは編集ミスの理由を「制作過程でのスタッフ間のコミュニケーション不足が原因でした」と説明。視聴者および取材を受けたファンに対し深々と頭を下げたが、同局内ではこうした“放送事故”が頻発しかねない状況にあるという。
「コミュニケーション不足も何も、社員と外部スタッフへの待遇があまりにも違いすぎるんです。ある情報番組だと社員はタクシーに乗れるのに外部スタッフは乗れなかったり、社員は会社から車で行けるのに外部は行けなかったり……。『視聴率低迷が続くなど危機的状況にもかかわらず、社員の高級維持が最優先なんだ』と不満の声があがっています。外部スタッフのモチベーションが上がらないのも仕方のない話でしょう」(情報番組スタッフ)
同局の上層部は視聴率低迷の打開より先に、職場の環境改善から取り組んだ方が良さそうだ。