「恋愛は難しい」を今すぐ解消!恋愛映画に学ぶ、大人の恋の楽しみ方

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大人になってからの恋愛は難しい、そんなセリフをよく耳にします。 実際にその難しさを痛いほど感じた方もいるかもしれませんね。

ただ、「好き」という気持ちだけで突き進めた10代〜20代前半の頃と違って、「打算」や「保身」の気持ちが芽生えてしまう、それが大人の恋愛。でも、そんな大人だからこそ楽しめる恋愛もあるはずです。

◆大人の恋愛が難しい理由は?


年齢を重ねると、なぜ恋愛が難しくなるのか?その理由を分析してみましょう。

まず、考えられるのは「傷つきたくない」という気持ちが先立ってしまうこと。過去に様々な失敗を経験し、「また同じミスをしたらどうしよう?」「あんなツラい思いをしたくない」といった気持ちが芽生えて、どうしても一歩踏み出すことをためらってしまうのです。

また、周囲の目が気になって、好きな人になりふり構わず一直線!ができなくなるのも理由の一つとして挙げられます。
恋心を周りの人に悟られまい、と取りつくろうのに一苦労。「恋愛ってこんなに疲れるモノだっけ?」と心身ともに疲弊して、楽しむ余裕がなくなるのでしょう。

なお、ある程度の年齢になると、どうしても恋愛の延長線上に結婚を意識してしまいます。そうなると、相手の人柄だけでなく、家族構成や職業なども意識するように。
ただ「好き」な気持ちだけでOKというわけにはいかない、それも大人恋愛を難しくさせている要因です。

◆映画に学ぶ!大人の恋愛を楽しむ秘訣


考えれば考えるほど、恋愛って難しい!そんな気持ちになってしまいますよね。でも、ポイントさえ押さえれば、きっと誰だって恋を満喫することができます。
ここでは、大人の恋愛を楽しむヒントを3本の映画から学んでみましょう。

◆『おとなの恋の測り方』



フランス発のロマンティック・コメディ、『おとなの恋の測り方』。敏腕弁護士のディアーヌは、レストランに携帯を忘れたことから、建築士アレクサンドルと知り合います。
ユーモアがあり知的なアレクサンドルに、だんだん惹かれていくのですが、彼は身長140cm未満と小柄。周囲の目が気になるディアーヌは、なかなか一歩を踏み出せず…。

【ポイント】



「男の人の価値とはいったい何?」という普遍的なテーマを描くこの映画。観終わったら、きっと本当に大事なものは何かが見つかるはずです。

◆『アデライン 100年目の恋』



2015年にアメリカで公開された作品です。100年以上に渡り29歳の姿のまま生き続ける女性、アデライン。
不審に思われないように、周りの人々との接触を極力避け、孤独な日々を過ごしていた彼女は、ある日、美しい青年エリスと恋に落ちます。

【ポイント】


この映画からは、真実の愛に目覚めたアデラインの心の葛藤が、痛いほど伝わってきます。そして、愛する人と共に年月を重ねていくことの尊さを知ることができるでしょう。

◆『最後の恋のはじめ方』


ウィル・スミス主演のラブコメディ。モテない男性に恋愛指南をする、デートドクターと呼ばれる仕事をしているヒッチのもとに、冴えないアルバートが相談に訪れます。
彼の依頼は誰もが憧れる高嶺の花、アレグラへの恋心を実らせたいというもの。一方、ヒッチもある夜、女性記者のサラと出会い恋に落ちますが、自分の恋はスムーズにはいかず…。

【ポイント】


恋に不器用な男女のコミカルなラブストーリー。恋愛に必要なのはノウハウやテクニックではなく、一歩踏み出す勇気なんだということを教えてくれる1本です。

恋愛を楽しむために、できること
実際に恋に落ちたとき、まず大切なのは“今”を楽しむこと。何もこれが最後のチャンスだと、必要以上に意気込む必要はありません。

また、恋愛のゴールは結婚である、という現実的な考えも一度捨てましょう。
目が合った瞬間のトキメキ、切なくて眠れない夜、会話ができたときの喜び、想いを打ち明けられないもどかしさ…その一つ一つを純粋に味わってください。

素直になることと、勇気を出すこと。これこそが大人の恋愛を楽しむコツだと思います。

◆恋愛の醍醐味って?


年齢を重ねるごとに、傷つきたくない気持ちから、恋することに臆病になってしまいがち。
でも、思い出してみて。恋をしたときって、笑ったり泣いたり、毎日がドラマティックに過ぎていきませんでしたか?

なんでもない日が特別な日になる。それこそが恋愛の醍醐味なのです。

ライタープロフィール


パル吉
兵庫県の片田舎、相生市生まれ広島在住のこじらせ系アラフォーママライター。
お酒と読書と音楽と広島東洋カープが好き。恋するトキメキはもっと好き。
「夢を見ることこそ人生である」をモットーに、女に磨きをかけるべく、日々奮闘中。
もっとも、いまだ原石のママとの噂もあるとかないとか。