東日本をほぼ縦断 弘前〜伊東の夜行列車で早春の伊豆へ 昨年は583系、今年は…
JR東日本秋田支社が、弘前〜伊東間の夜行列車を組み込んだ伊豆へのツアーを募集。昨年までは583系電車が使用されてきましたが、今年は別の車両で実施されます。
3月1日発、0泊3日で
JR東日本秋田支社が、団体専用臨時列車による伊豆へのツアーを募集しています。
ツアーの団体専用臨時列車に使用されるE653系電車のイメージ(写真出典:photolibrary)。出発日は2017年3月1日(水)です。専用列車は、弘前駅(青森県弘前市)を17時55分ごろに出発。大鰐温泉、大館、鷹ノ巣、東能代、秋田、羽後本荘、象潟と停車します。
2日目、大宮駅を経由し、朝7時59分ごろ伊東駅(静岡県伊東市)に到着。貸切バスに乗り換え、「河津桜まつり」や修善寺温泉などを観光したあと、いちご狩りなどを経て、伊東市内のホテルで夕食と入浴です。そして再び列車に乗り込み、20時20分ごろに伊東駅を出発します。
3日目、列車は象潟から順番に往路と同じ駅に停車。終点の弘前駅には11時24分ごろに到着する行程です。
昨年まで583系、今回からE653系に
車両は秋田・酒田〜新潟間の特急「いなほ」などに使用されるE653系電車。かつて常磐線で特急「フレッシュひたち」として走っていた車両でもあります。例年実施されている同様のツアーでは、国鉄時代に製造された寝台電車583系が使用されてきましたが、今回、E653系に変更されました。
2016年までツアーの専用列車に使用された583系電車のイメージ。現在、秋田車両センター所属の1編成だけが残っている(2011年2月、恵 知仁撮影)。このツアー「団体専用臨時列車(E653系)で行く 早春の河津桜 伊豆の味覚と温泉」の募集人員は120人(最少催行人員80人)。申し込みは「びゅう予約センター」などで、出発の5日前まで受け付けられます。
旅行代金は秋田駅発着で大人3万2000円(子供2万5000円)。発着駅によって大人プラス1400円からマイナス400円までの差額が生じます。朝2回(弁当)、昼1回、夕1回の食事が旅行代金に含まれます。