新海誠監督

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社会現象となっている劇場版アニメ「君の名は。」の大合唱上映会が23日、都内で行われ、声優を務めた俳優・神木隆之介、女優・上白石萌音新海誠監督が特別ゲストとして登場した。

今回実施された上映イベントは、「RADWIMPS」が手がけた劇中歌・4曲の字幕がついた特別版が用意されたもので、上映中の応援、発声、歌唱などが可能となっていた。

神木らも、客席に入って作品を鑑賞した。「僕は初体験でした。楽しいっすねえ〜」と同意を求める口調で話した。「個人的、1人で何回も映画館に見に来ていますが、皆さんが愛情を持って観て下さっているのが凄い伝わってきて、嬉しかったです。あと、僕も一人のファンとして、一緒に歌っていました」と思わずとってしまった行動を告白した。

上白石も大きく頷き「私も歌っていました」と、声出しOKの上映会を満喫。会場の様子について「サイリウムも光って、まるでライブ会場みたいでした。皆さんの手拍子が沸き起こったときには、この映画に携われて良かったなと思う瞬間でもありました」と喜びを示した。

そして、新海監督は「本当に楽しくて、疲れるぐらいの上映会でした」とオーバーに話し、笑いを誘った。「泣かせるために設計したところが、全部泣けなくなってしまって…」とコメントすると、笑いが更に大きくなっていた。

大ヒット中の同作。22日に集計された人気度の発表もあり「昨日までの動員が1620万人。興行収入210億円。日本の総人口が1億2700万人と言われているところ、8人に1人が観た計算になります」というアナウンスがされた。

普段とは一味違う上映イベントについて、新海監督は「チケットが発売3分で売り切れたと聞いて、とても感謝しています。もしかしたら2回め、3回目もあるかもしれないですね」と盛り上がりを予測していた。

▼ (左から)上白石萌音神木隆之介



▼ 「君の名は。」大合唱上映会より