3日放送の「虎ノ門ニュース 8時入り!」(CS放送・DHCシアター)で、中部大学教授の武田邦彦氏が、東京オリンピックのエンブレム盗作疑惑問題で持論を展開した。

番組では、2020年東京オリンピックのエンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴと似ているという問題が、クアラルンプールで総会を開いている国際オリンピック委員会(IOC)の委員の間でも反響を呼んでいることを報じた。

武田氏は、作者の佐野研二郎氏が「ベルギーのデザインを知らなかった」と、コメントしたことに触れ「知らなかったと言ったらオリジナリティーがあるんだったら、こんな楽なことはないですよ」とバッサリと切り捨てた。

さらに武田氏は「知らなかったら同じデザインの車を作れるのか?と。そしたら中国は全部知らなかったと言いますよ」と持論を展開し「知らなかったというのは関係ないの、そういう人間的なことじゃなくて、デザインそのものが同じかどうか」と指摘した。

武田氏は苦笑しながら「何を言っているのか分からない」と語った後、盗作問題は盗んだかどうかではなく、似ているかどうかが重要だと論じ「そこを飛ばして新聞記者が人間的な犯罪みたいなところに持ってくるから『私は見てなかった』って話になるんですよ」と、報道に対しても苦言を呈した。

そして武田氏は「我々の知恵が人類に貢献するためには、人のものと同じものには価値がないとすると言うことが第一にこなくてはならない」「僕は似ているから撤回してやり直した方がいいと思います」「デザインとしてはまったくそっくりと言っていいと思います」と断言した。

勢いが止まらない武田氏は「変えざるを得ませんね」「無駄な抵抗はしないほうがいいですよ。こんなの無駄な抵抗したら類似品が山ほど出てきますよ」と佐野氏を痛烈に批判した。

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