冷房病にならない 最新100円ショップの冷却グッズと熱中症の対策

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暑いからと、エアコンに頼りすぎるのは冷房病になったり、電気代がかさんだりする。
とはいえ、猛暑をエアコンン無しでガマンするのは、熱中症にまっしぐらで、危険この上ない。

そこで2015年版、エアコンに依存しすぎない、最新の100円ショップで揃う熱中症の対策グッズを用意しておこう。

●部分を冷やすのに最適な冷却グッズ

・おでこや首を冷やす冷却シートや瞬間保冷剤
既に知られている発熱したときにおでこに貼る冷却シートのほかに、叩くとすぐ冷える瞬間冷却剤も100円ショップでオススメだ。

瞬間冷却剤は、使い切りだけではない。
2回目以降は、冷蔵庫などで冷やして再利用できるタイプのものもある。
いずれも、室内や外出先で活用できて便利だ。
繰り返し使える保冷剤を専用の布にセットして、おでこや首に巻いて冷やせるものもある。

・昔ながらの氷のうもカラフルになって再登場
首筋に当てやすい丸い形で、カラフルなデザインの氷のうも100円ショップで手に入る。
部分的に冷やすので、エアコンのように身体全体を冷やしすぎて体調を崩す心配はない。もちろん、発熱したときにも利用できるし、スポーツなどで打撲したときにも使える。




・ひんやりリストレスト
パソコンを日々使っている人には、冷蔵庫で冷やして使うリストレストがオススメだ。
冷たすぎず、ひんやりとした使い心地だ。細長いので、首に当てて使うこともできる。使用は30分以内とされているが、冷却の持続時間もそれ以上は続かないので、冷えが弱まったら、そのままリストレストとして使ってもよい。

・冷却スプレーで、瞬間に体感温度を下げる
今回、100円ショップの目玉は、服やタオルなどの布に吹き付けて使う冷却スプレーだ。
脇の下などに、服の上からスプレーをすることで冷却効果を得られる。製品にもよるが、1回のスプレーで持続時間は約30分程度となかなか便利だ。
何度も吹き付けて長時間使うというよりも、通勤・通学など、外出前にさっと使うのが便利だろう。
ただ、直接肌には吹き付けられないので注意をしよう。

●あなどれないアナログアイテム 自力だからこそ快適なうちわや扇子
昔ながらの「うちわ」や「扇子」を侮ってはいけない。自分で扇がなければならない、自力だからこそ、扇ぎたい部分をピンポイントで、必要なだけ、冷やすことができる。
エアコンや扇風機などの強制的に当たる風よりも体に優しい冷却方法なのだ。

自宅で使うならうちわ、持ち歩いて使うならコンパクトな扇子を選ぼう。
100円ショップは、デザインや大きさなど、品揃えは専門店以上に豊富なところも嬉しい。

「自分で扇ぎたくない」という人は、ハンディタイプのミニ扇風機もある。しかし、稼働音が少々気になるので屋外などで使うには問題ないが、静かな場所で利用するのに注意しよう。




●直射日光を防ぐには簾
室内に直射日光が入るのを防ぐことで、室内の気温の上昇を緩和できる簾は、最もお勧めしたいアイテムの1つ。
人を直接冷やしたり、瞬時に涼しくしたりするアイテムではない.
しかし、エアコンの冷房の効き目を上げる効果は大きく、必要以上にエアコンの温度を下げなくてもよくなる。
また、簾は風も通すので、エアコンを使わずに窓を開けて過ごすせる日も増やせるだろう。

●番外編
ゼロ円でできる簡単な冷却対策がある。それは、空いたペットボトルに水を入れて凍らせることだ。凍ったらタオルを巻いて脇の下を冷やしたり、首筋を冷やしたりできる。
扇風機の前に置けば、涼しい風を送り出すことも可能だ。