あのメロンソーダの味がいつでも楽しめる「サントリー ポップ メロンソーダ」(編集部撮影)

メロンソーダが好きだ。

あのビビッドな緑色、問答無用の甘さ、そしてさわやかな炭酸――どのくらい「メロン」なのかどうかはよくわからないが、あの人造美の極みのような味が、時々無性に懐かしくなる。
ところが、そんなメロンソーダは、喫茶店などで出しているのを別にすれば、ファミレスやカラオケ店のドリンクバー、あるいは一部のカップ式自販機くらいでしか置いておらず、普段はなかなかお目にかかれない。

そんなメロンソーダ、しかもドリンクバーなどで売っているものと同じ味のメロンソーダが、一部の自販機で取り扱いを始めたとの情報が飛び込んできた。

情報を入手した筆者は、さっそく編集部周辺を捜索した。その結果――。


あ、あった!

千代田区の麹町駅近くに設置されていた自販機で発見できたのが、今話題の「サントリー ポップ メロンソーダ」だ。

見た限りではコンビニなどでは取り扱いがなく、どうやら上記の写真にもあるとおり、自販機限定での販売らしい。

さっそく飲んでみる。まさに味は「あのメロンソーダ」。脳裏をよぎるのは夏の思い出......というより、ファミレスで駄弁ったあの日の風景だった。うわあ、懐かしい。


「ポップ」は1977年から続いているブランドで、近年は主に業務用に販売されている。サントリー製品を扱うドリンクバーなどでは、ボタンをよく見ると、メロンソーダのところに「POP」のロゴマークが描かれているのを確認できるはずだ。

サントリーの広報担当者によれば、今回のペットボトル版「ポップ メロンソーダ」は2015年6月16日から販売を開始したばかり。

「ファミレスや映画館などで昔から親しまれてきたあの味を再現することで、気軽に飲んでもらえれば」

との趣旨から、このたび初のペットボトル化に踏み切ったという。上記のとおり、自動販売機限定での販売だ。