日本人材派遣協会の労働者派遣事業統計調査によると、派遣社員の減少傾向が続いていることが分かった。12年10〜12月期の月平均派遣社員実稼動者数は28万2198人で前年同期比95.2%の水準だった。派遣社員実稼動者数は、2009年1〜3月期に40万人、2011年4〜6月期に30万人を割り込んだ以降も減少傾向が続いている。10〜12月期の実稼動者数の前年同期比を地域別に見ると、九州(86.8%)が前期に続いて大きく減少し、北海道(90.7