厚生労働省が発表した2011年の雇用動向調査によると、雇用の流動性を示す延べ労働移動率が比較可能な2004年以降で最低の水準となったことが分かった。2011年の入職者は630万人、離職者は641万人。入職率(年初の常用労働者数に対する入職者数の割合)は14.2%、離職率(年初の常用労働者数に対する離職者数の割合)は14.4%で、入職率、離職率ともに前年に比べて0.1ポイント減少した。雇用の流動性を示す延べ労働移動率(入職率+