4回にわたってお送りした〈金正日・金正恩研究〉のための書籍レビュー(第1回はコチラ)、最後の今日は肩のこらない読み物や、ちょっと眉につばして読んだほうがいいものをご紹介する。お菓子とか食べながら読んでください。最初に紹介したいのは、2010年に刊行された『萌え萌え北朝鮮読本』である。ご存じのとおり、北朝鮮という国は金日成・正日の2代にわたる独裁を受け、「主体思想」「先軍思想」の強制によって経済成長が絶